【妖精SS】男「妖精の彼女ができたから安価で愛でる」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:14:06.19 ID:8ncp/VD40.net
男「突然だが俺の彼女は手のひらサイズの妖精だ」

男「ピンクのショートヘアーに小さな四枚羽がソーキュートだ」

男「そんな妖精とも今日で一周年記念」

男「せっかくだから何かしてやろう」

男「とりあえず>>3でいいかな」

3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:16:14.87 ID:MA/1DLxB0.net
靴を買ってあげる

5: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:21:29.38 ID:8ncp/VD40.net
男「そういえば妖精は出会った時からずっと全裸だった」

男「妖精的にはオッケーかもしれないけど人間社会に馴染むにはいろいろとNGだ」

男「個人的には役得だから何も言わずにいたけど」

男「そろそろまともな格好をさせてあげたい」

男「しかし今まで全裸だった妖精に突然服を着せたらショック死するかもしれない」

男「なのでひとまずお試し感覚で靴をプレゼントしよう」

~東京靴流通センター~

店員「シャッセー」

男「すみません妖精用の靴ください」

店員「はい?」

男「だから妖精用です、2cmくらいの」

店員「帰れ」

7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:23:09.53 ID:8ncp/VD40.net
男「だめだ……どこの東京靴流通センターにも妖精サイズの靴が置いてない……」

男「困った、これでは妖精に靴をプレゼントできない」

男「>>10でどうにか妖精の靴をゲットできないだろうか」

10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:25:43.18 ID:dH5wXb6n0.net
トイザらス

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:30:58.45 ID:8ncp/VD40.net
トイザらス

男「おっ、あったあった」

男「バービー人形……の履いてる靴」

男「うんうん、これならちょうどいいし安いついでに服も買えるし」

男「やっぱり安価に頼って正解だったわ」

男「それにしても昨今バービー人形っていろいろあるのな……」

男「どれにしようか……うーむ」

店員「おいおいあの客ずっとバービー人形見てるぞ……」ヒソヒソ

店員「あの人目がマジっすよ……」ヒソヒソ

男「よし、>>16のバービーにしよう!」

16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:37:50.61 ID:ngg+i/ZQ0.net
メイドインUSA

18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:41:49.16 ID:8ncp/VD40.net
男「OH! YEAH! 俺はこのメイドインUSAなバービーを選ぶぜ!」

男「この星条旗っぽいデザインに惹かれたんだぜ!」スッ

店員「キモッ(1523円になります)」

男「」

20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:44:51.21 ID:8ncp/VD40.net
~その頃トイザらスの外では~

妖精「えっ、何あれ」

妖精「私の彼氏がめっちゃキモい笑顔でバービー人形買ってるんだけど」

妖精「そういう趣味があったの? いやまあ私と付き合いたがるくらいだしなんとなく予想はしてたけど……」

妖精「ていうか私的には彼女そっちのけでダッチワイフ買われてる気分なんだけど」

妖精「これは帰ったらお仕置きが必要かも」

妖精「>>22っていう、とびっきりのお仕置きが、ね」

24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:48:44.66 ID:8ncp/VD40.net
男「たっだいまー」ガチャ

妖精「お・と・こ?」ゴゴゴゴゴ

男「えっ」

妖精「ちょっとそこに直りなさい」

男「あっはい」ヨッコラセ

妖精「誰が安座でいいって言ったの!? 正座よ正座!」

男「アヒィン」

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:50:41.45 ID:8ncp/VD40.net
妖精「黙って指を出しなさい」

男「はい……」スッ

妖精「ぺろ……」

男「オッヒョwwww」

妖精「どう、くすぐったいでしょ?」

妖精「どうして私がこんなに怒ってるか、わかる?」

男「>>27」

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:51:22.43 ID:ngg+i/ZQ0.net
さっぱり

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:54:39.68 ID:8ncp/VD40.net
男「さっぱり」

妖精「そう……とぼけるつもりなの」

妖精「なら私にも考えがあるわ」

妖精「実家に帰らせてもらいます!」

男「ええ~!?」

男(まずいぞ……まったく心当たりはないけど非常にまずいぞ)

男(とにかくどうにかして機嫌を直してもらわなくては)

男(ええい、最終手段だ! >>31する!)

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 02:55:53.91 ID:PDusXGsc0.net
結婚

35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:00:57.62 ID:8ncp/VD40.net
男「待つんだ妖精!」

妖精「何よ、私は本気よ」

男「結婚しよう!!!!」ドン

妖精「またそんな――えっ?」

男「君を実家には帰らせない! ここで一生二人で暮らそう!!!!」ドドン

妖精「えっ、ちょっ、そんな突然///」

男(ぶっちゃけ今も同棲してるし妖精だから戸籍関係ないから結婚しても現状と変わらないんだけどね)

男「さあ、君の答えを聞かせておくれ」イケメンフェイス

妖精「もちろん……>>37」

37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:01:40.47 ID:Tcr2IAuE0.net
結婚指輪はあるわよね?

38: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:04:31.63 ID:8ncp/VD40.net
妖精「結婚指輪はあるわよね?」

男「えっ」

妖精「この時点では婚約指輪だけど……もちろん、あるんでしょ?」スッ

男(やべえそこまで考えてなかった)

男(くっ、こうなったらなんとか最後まで誤魔化しきってみせる!)

男(鞄の中にある>>40を使ってな!)

40: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:05:33.68 ID:ILwlxzjj0.net
イカフライ

43: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:10:37.64 ID:8ncp/VD40.net
男(お惣菜の――イカフライ(厳密にはイカリング))

男「はい……ははっ君には少し大きすぎたかな?」サクッ

妖精「…………」ギトッ

男「イカのように歯ごたえのある結婚生活を祈って……なんちって」

妖精「…………」

男「ほ、ほら、ホタルイカは海の宝石っていうし」

妖精「…………」

男「……ダメ?」

妖精「……ばかっ!」ダッ

男「あっ!」

46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:17:40.89 ID:8ncp/VD40.net
妖精(男のバカ……バカバカバカ!)

妖精(バービー人形なんかに浮気して……その気もないのに結婚しようだなんて言って……)

妖精(せっかくの一周年記念日なのに……!)

妖精「やっぱり、妖精と人間とじゃ、幸せになれないのかな……」

47: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:18:28.93 ID:8ncp/VD40.net
男「おおい妖精! どこにいったんだ妖精!」

男「妖精やーい!」

「ママーあの人なんか変だよー?」

「シッ! 指差しちゃいけません!」

男「ちくしょうミスった……なんだよイカフライって……」

男「あんな悲しそうな妖精の顔……久しぶりに見た」

男「ああ~俺のバカ~」

男「何としてでも見つけ出して土下座しないと……」

男「そしてちゃんとプレゼントを渡さなきゃ……!」

男「きっと妖精は>>49にいるはずだ」

男「頼む、いてくれよ……」

49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:20:30.50 ID:CVYZXWXL0.net
魔界

52: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:28:29.37 ID:8ncp/VD40.net
~魔界への入り口~

男「着いたぞ、魔界への入り口」

ケルベロス(犬耳娘)「ここから先は――ってゲエ、男じゃん」

男「久しぶりだなケルベロス、首減ったか?」

ケルベロス「ほっとけ」

男「それよりお前うちの妖精見てない?」

ケルベロス「ああ、妖精なら『悪堕ちしてやるー!』って言いながら魔界に入っていったよ」

ケルベロス「どうせまた痴話喧嘩したんだろ」

男「いや、今回はマジでヤバイ」

男「というわけで俺も魔界入りさせてもらう」

ケルベロス「おいおい、いくらなんでもそんなジャカポコ魔界入りされたら門番のメンツってもんが――」

男「いいのか?」

ケルベロス「えっ」

男「>>54というお前の恥ずかしーい秘密を全世界にばら撒いてもいいんだぞ?」

54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:31:32.78 ID:ldYlAxoI0.net
自分の首同士でキスした思い出

55: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:35:21.83 ID:8ncp/VD40.net
男「お前が自分の首同士でキスしたケルベロスってことを――」

ケルベロス「うわああああああああああ!」バキッ

男「アヒィン」ヒューン

ケルベロス「はぁ、はぁっ」

ケルベロス「夫婦揃って同じネタで強請りやがって……チクショウ……」

~魔界~

男「よし、無事に魔界についた」

男「でも魔界も結構広いからなーたしかTDLくらいだっけか」

男「>>57にいそうな気がするからそこから行ってみよう」

57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:38:21.52 ID:ILwlxzjj0.net
自分の家

58: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:41:36.55 ID:8ncp/VD40.net
魔王「妖精ちゃんなら帰りましたぜ旦那」

男「マジかよ骨折り損じゃん」

男「というわけで俺も帰るわじゃあな」

ケルベロス「もう二度と来ないでくれ……」

60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:43:12.78 ID:8ncp/VD40.net
~男ハウス~

男「そろ~っと」ガチャ

男「妖精ー? いるかー?」

男「……ん?」

男「なんだ、妖精のやつ>>61てたのか」

61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:43:45.71 ID:nHdJl+pG0.net
スマブラやっ

64: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:47:22.39 ID:8ncp/VD40.net
<リンクゥ↑

男「なんだスマブラやってたのか」

男「しかし気まずいな」

男「どうしよう……」

男「ええい、俺も男だ、男らしく>>66してやるか」

66: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:48:54.09 ID:nHdJl+pG0.net
トゥーンリンクで倒して

68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 03:59:41.64 ID:8ncp/VD40.net
男「ふぅ」ドサッ

妖精「…………」カチャカチャ

<キャプテェンファルコォン

男「…………」カチャ

<トゥーンリィンク

男&妖精「…………」カチャカチャカチャカチャ

勝者
>>70

70: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:00:21.40 ID:ngg+i/ZQ0.net
ドラゴ

72: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:05:17.90 ID:8ncp/VD40.net
男「……CPUかよ」

妖精「……すっかり忘れてたけど二人ともめちゃくちゃ弱かったわね」

男「ふっ、ふふふふ」

妖精「あはははは!」

妖精「あーあ、なんかバカらしくなってきちゃった」

男「そうだな」

妖精「ねえ男」

男「なんだ?」

妖精「>>74しない?」

74: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:08:38.94 ID:ILwlxzjj0.net
マリカ8

75: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:09:58.69 ID:8ncp/VD40.net
男「いいぜ、望むところだ」

――こうして夜が明けた

男「」スヤスヤ

妖精「」スヤスヤ

>>77「…………」ガラッ

77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:11:10.79 ID:C67fK1S20.net
妖精父

78: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:18:17.23 ID:8ncp/VD40.net
妖精父「これ起きんか妖精」

妖精「むにゃ?」

妖精父「実家に帰ると言ったのはお前だろう」

妖精「うん、そうだった、ごめんねパパ」

妖精父「ほれ、車を用意したから乗りなさい」

妖精「わかった」

妖精父「……彼には何も言わなくていいのか?」

妖精「うん、いいの」

妖精「最後に楽しい思い出が作れたから……」

妖精父「そうか」

妖精「……ごめんね、男」

79: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:23:45.30 ID:8ncp/VD40.net
チュンチュン

男「ふわ~あ」

男「結局寝落ちしちゃったなー」

男「あ、そうだ妖精本当は昨日あげようと思ってたんだけど渡したいものが――」

男「あれ?」

男「妖精?」

男「……どこ?」

それから俺が妖精を見ることはなかった

手元に残ったのは無駄にアメリカンなバービー人形だけ

今でも悔やまれる、どうしてあの時素直に謝れなかったのか

どうしてあやふやにしてしまおうと思ったのか……

今の俺にできることは、初めから妖精なんていなかった、そう思い込むことだけだ――

BAD END2

81: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:26:22.75 ID:8ncp/VD40.net
BAD END1はヤンデレ心中コース

86: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:33:51.75 ID:8ncp/VD40.net
ピピピ

男「ハッ……」ガバチョ

男「なんだ今の悪夢は……」

男「! 妖精は!」

妖精「すぅすぅ」

男「ほっ、俺の横で寝てる」

男「日付は……ちゃんと一周年記念日だな」

88: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:36:17.43 ID:8ncp/VD40.net
妖精「いってきまーす」

男「いってらっしゃーい」

男(毎度思うのだが妖精はいつもどこに行っているのだろう……)

男「まあいい、折角の記念日だし盛大に>>90で祝うとしよう」

90: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:37:12.00 ID:WDux0LOr0.net
シャンパン

92: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:40:16.84 ID:8ncp/VD40.net
男「ちょっとお高いシャンペァンを買ってきたぜ」

男「よく考えれば妖精が酔ったとこ見たことないから楽しみかも」

妖精「」フワフワ

男「あ、妖精だ」

男「どこに行くんだ?」

男「ってあそこは――>>94!?」

94: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:41:36.14 ID:C67fK1S20.net
妖精界

95: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:44:51.66 ID:8ncp/VD40.net
男「妖精界……あんなご近所にあったなんて……」

男「妖精がいっぱい……はっ! これは行ってみるしかねえ!」

ビュオン

男「ふぅ、なんだか心なしかいい匂いがするぜ……」

男「それにしても妖精界って言うからにはもっとお花畑な感じを想像してたんだが」

男「意外と>>97なんだな」

97: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:46:20.38 ID:Ie3OhQhl0.net
殺風景

98: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:49:48.82 ID:8ncp/VD40.net
男「殺風景通り越して荒野だなこりゃ」

男「あちこちに見られる穴ぼこが妖精の巣だろうか」

男「こんな住環境じゃ、危険を冒してでも人間界に来たがるよなあ」

男「ぶっちゃけ魔界よりひどい、まあ魔界はテーマパークだから居心地いいのは当然っちゃ当然なんだけど……」

>>100「あなた、妖精じゃないですね、何者ですか」

男「ん、俺かい?」

100: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:51:19.51 ID:ngg+i/ZQ0.net
魔精姫

101: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 04:56:49.90 ID:8ncp/VD40.net
男「俺は愛の妖精ハンターさっ☆」

魔精姫「妖精ハンター?」ギロッ

男「冗談です僕はただの人間です」

魔精姫「そうですか」

魔精姫「申し遅れました私の名は魔精姫、この妖精界を統括する者です」

魔精姫「見張りの者が妖精界に巨大で邪な生き物が入り込んだと聞いて来たのですが」

魔精姫「害はないようで安心しました」

男「いやあ実は知り合いの妖精がここに入っていくのを見てね」

魔精姫「それは難儀ですね」

魔精姫「ここは妖精が息づく妖精界、ここから一人の妖精を見つけ出すのは至難を極めるでしょう」

男「まあそのうち見つかるから大丈夫さ」

男「それより、失礼だけど随分殺風景だよねここ」

魔精姫「……実は>>103」

103: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 05:05:41.81 ID:ngg+i/ZQ0.net
私のせいなのですよ…ヒヒヒッ

105: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 05:16:45.34 ID:8ncp/VD40.net
魔精姫「私のせいなのですよ……ヒヒヒッ」

魔精姫「魔族の力を得たこの私がここを支配し、不毛の地へと変貌させたのですよ……グヘヘッ」

魔精姫「さて、真実を知ってしまった貴方をここから帰すわけにはいきません……」

男「いやアンタが勝手に喋っただけじゃ」

魔精姫「おとなしく灰燼と帰しなさい!」ゴオッ

男「うわあつい」

カランッ――バシュ!

魔精姫「くっ、閃光弾……おのれ小癪な……!」

妖精「何してるの男! 早くこっちに!」グイ

男「うわまぶしい」

106: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 05:21:47.09 ID:8ncp/VD40.net
~とある巣穴の中~

妖精「もう! なんでこんなところにいるのよ!」

男「いやー、妖精を見かけてついふらっと……」

妖精「ついふらっとで入る場所じゃないわよ!」

男「まあまあ、それよりそこの武装した妖精さんがたは一体?」

妖精「あの魔精姫から妖精界を取り戻すために立ち上がったレジスタンスたちよ」

男「ってことは……」

妖精「そう、私もその一員よ」

108: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 05:30:53.63 ID:8ncp/VD40.net
妖精「私は人間界に潜入し人間の造る化学兵器を妖精界に運搬する役目を担ってたの」

妖精「……黙っててごめんなさい」

男「そんな……」

妖精「確かに貴方という隠れ蓑は任務の遂行には最適だった」

妖精「でも信じて、私の男に対する想いは本物よ!」

男「…………」

武装妖精「リーダー、”アレ”の準備が整いました」

妖精「わかった……こんなことに巻き込んで、本当にごめんね、男」

カラカラカラ

男「それは――迫撃砲か」

妖精「そう、魔精姫の根城を破壊するために私が一年を掛けて入手した武器」

妖精「――M2 60mm 迫撃砲」

妖精「これで今日、決着をつけてみせるわ」

111: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 05:40:19.76 ID:8ncp/VD40.net
ドオン!

妖精「! な、なにが起きたの!?」グラグラ

武装妖精「大変です! 魔精姫が襲撃してきました!」

妖精「なんですって!?」

魔精姫「フフフッ、そんな大きな人間を隠しきれると思ったの?」

魔精姫「恋だの愛だのに絆された貴方の負けよ!」ビビビ

武装妖精「ぐわー!」パタリ

妖精「くっ、何としても迫撃砲は守るのよ!」

妖精「総員、>>113で迎撃!」

113: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 05:42:39.14 ID:Dap2Tg9RO.net
フードプロセッサー

114: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 05:48:07.47 ID:8ncp/VD40.net
魔精姫「あれはフードプロセッサーの刃の部分で敵を切り裂くタイプの何か……!」

魔精姫「しかしそんなものは私には通用しないわ、ホホホッ」トゴーン

武装妖精「きゃあ!」

魔精姫「ヒョホホヘッ!」スバボーン

妖精「ううう……」

妖精「こうなったら直接迫撃砲で――」

魔精姫「そうはイカのなんとやら」ポポイ

妖精「!」

115: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 05:51:21.04 ID:8ncp/VD40.net
<ウワアータスケテー

妖精「迫撃砲の中に妖精が!」

魔精姫「フフフ、榴弾を入れたら間違いなく彼女たちは潰れるでしょうねえ」

魔精姫「それでも貴方に撃てるかしら? ホーホッホ!」

妖精「なんて……卑怯な……!」ジワッ

妖精「うう、こんなときどうすれば……男……」チラッ

妖精「って既に逃走してるー!?」

116: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 05:56:10.46 ID:8ncp/VD40.net
魔精姫「そんなものですよ、人間なんて」

魔精姫「私だって――信じていたのに」

妖精「……どういうこと?」

魔精姫「まだ気づかないの?」ファサッ

妖精「あ、あなたは――!」

魔精姫「そう、私は貴方……別時空、つまりパラレルワールドの貴方よ」

妖精「そんな……!」

魔精姫「私はかつて男に裏切られた妖精」

魔精姫「でも今は恨んでなんかいないわ、そのおかげでこれほどまでの魔力を手に入れたのだから」

117: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 05:59:25.04 ID:8ncp/VD40.net
魔精姫「愛する者に裏切られるのは辛いでしょう? わかるわ、私は貴方だもの」

魔精姫「だから……今すぐ楽にしてあげるわ!」

妖精「……っ!」

魔精姫「ビーーーーム!」ビビビビ

妖精(そんな……男……嘘でしょ……男……!)グッ

ドーン

118: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 06:03:24.03 ID:8ncp/VD40.net
こうしてレジスタンスは壊滅、妖精界は崩壊した

更に食指を人間界にも伸ばした魔精姫によって人間界も混乱に陥れられることとなる

すべて、すべて失ってしまった

あのときの俺の、過ちのせいで――

BAD END3

120: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 06:08:01.51 ID:8ncp/VD40.net
男「なーんてな」

シュウウウウ

妖精「……あ、あれ? 生きてる? 私生きてる!」

???「危ないとこでしたぜ~」

魔精姫「貴様……何者だ」

???「あっし? あっしですかい? あっしは――」

魔王「しがない魔王でさァ……」

魔精姫「魔王ですって……!」

男「いやあ、俺って魔界に友達多いじゃん?」

妖精「」ポカン

魔王「あいつで間違いないですかい旦那ぁ!」

男「ああそうだ」

魔王「大当たりでさぁ……あいつには間違いなく悪魔が憑いてやがりますぜ」

121: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 06:12:04.42 ID:8ncp/VD40.net
男「悪魔? 魔王って悪魔の親玉みたいなもんじゃないの?」

魔王「いやいやそいつは風評被害ですぜ旦那!」

魔王「あっしは魔族を統べる王、悪魔はそんな魔族の掟を破る、いわばアウトローってヤツでさぁ」

男「まあいいやそいつはお前に任せるよ」

魔王「合点承知の助!」

男「さて、俺はあっちをやるかね」

妖精「おとこ……?」

男「今朝の夢は啓示かねえ……安心しろよ、もう過ちは繰り返さないから」ナデナデ

妖精「うう、男ぉ……」グスグス

123: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 06:18:45.55 ID:8ncp/VD40.net
魔精姫「邪魔立てを――するなァ!」ゴォッ

ドガガガガ

魔王「荒いな」ポウッ

ビシュン

魔精姫「!? 魔力球が一瞬で」

魔王「魔力の練りが甘い、初速が遅い、魔力の絶対量がそもそも足りない」

魔王「おいおい、これじゃあ及第点にも及ばねえぞ」

魔精姫「!?」ゾクッ

魔王「特別にレクチャーしてやるよ」

魔王「魔力球ってのは――こうやって撃つんだよォ!」ヒュッ

魔精姫(躱せな――)

ズドォン!

124: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 06:22:20.55 ID:8ncp/VD40.net
魔精姫「くっ」ザッ

魔精姫(ここは一旦退いて――)

魔王「この程度で終わりなんて言うんじゃねーだろうな?」ヒュン

魔精姫「なんて速さ――ゴフッ!」

魔王「こちとら暫くマジメに”王サマ”やってたんだぜぇ!?」ゴッ

魔精姫「ぐっ!?」

魔王「久々の戦闘だ、楽しませてみせろってのォ!!」ゴァッ

魔精姫「きゃあああああ!」ボコォ

125: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 06:26:18.80 ID:8ncp/VD40.net
男「それ貸してみな、どうせロクに使い方もわからなかったんだろ?」

武装妖精「はぁはぁ、お願いします……」

男「懐かしいねえ、傭兵時代を思い出すよ」カチャ

男「っと、その前に中の妖精たちを出さないと」ポポイ

<アレー

男「角度よし、照準よし!」

男「目標は魔精姫の根城――3,2,1!」ドォン

ヒュルルルル……ドゴン!

126: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 06:29:43.26 ID:8ncp/VD40.net
ガラガラガラ

魔精姫「ああ、私の生命力とかそこらへんのエネルギーを無限吸収するオカルティックな塔が……」

魔王「おおっと、よそ見するたぁズイブン余裕だなァ!」ドコッ

魔精姫「くっ!」

魔王「さぁて、そろそろトドメといこうかクソ悪魔」ギュイイイン

魔精姫「!」

魔精姫「う……あ……いや……!」

魔精姫「助けて……!」

魔王「詫び言は地獄で言うんだな」カッ

127: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 06:35:38.83 ID:8ncp/VD40.net
男「待て」スッ

魔王「旦那ぁ……」

男「どうやら悪魔の本体はあの塔だったらしい、もうそいつに害はない。それに……」

男「別世界のだとしても、そいつも妖精だ」

魔精姫「お、男……」

魔王「……わかりやした、旦那がそこまで言うなら」シュウン

男「済まなかった、妖精」

男「お前を苦しませたのは、この俺だ」

男「許してくれなんて言えた柄じゃないが……もう、誰かを恨むのはやめてくれないか」

魔精姫「……ばか」

魔精姫「じゃあさ、>>129、して?」

魔精姫「そうしたら許してあげる」

129: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 06:40:37.22 ID:LVvUp28t0.net
融合

132: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/10/07(火) 06:47:45.18 ID:8ncp/VD40.net
魔精姫「もう私は自分の存在を保てない……そういう契約だったの」

魔精姫「だったら……せめて……大好きな男と……一つに……」

男「ああ、わかったよ」ギュ

魔精姫「うふふ……よかっ……た……」スゥ

男「…………」

妖精「男……あの子は本当に……?」

男「……帰ろう、妖精」

妖精「えっ?」

男「今日は記念日だろ? 帰ってささやかなお祝いをしよう」

妖精「――そうだね」

こうして戦いは幕を閉じた

別世界のこととはいえ、俺のしてしまったことの罪は消えない

それでも俺は、今ある笑顔をこれからも守っていきたい

そう、心から想った――

TRUE EAD

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