1: ◆TiKUvGS/sQ 2018/03/18(日) 14:21:43.30 ID:OjXFoY1CO
女の子って頭撫でられると嬉しくなるらしい
そんな話を聞いたので
幼馴染「…………」
この目の前でテレビを見つめている無防備な女の子にやってみようと思う
男「ほかくー」
幼馴染「ひゃぁ!? 何よ突然!!」
男「撫でて良い?」
幼馴染「は? 何よ、私がそう簡単にーー」
男「まぁ撫でるんだけどね」
幼馴染「ああ、ちょっとぉ! こらぁ……」
ナデナデ
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 14:22:31.92 ID:OjXFoY1CO
と幼の言葉を待たずに撫で始めたが
どうやら撫でるのにも種類があるらしい
今回はスタンダードな優しく撫でるをやっていく
幼「何であんたは人の話を聞かないのよ! バカ!」
1分経過
幼「大体いっつもそうやって私が喋り終わる前にこうして……」
撫でている合間にも幼からの罵倒が飛んで来るが右から左、聴きながしていく
五分経過
幼「ちょっと! いつまで撫でてるのよ! 離れなさいよ! 変態! スケベ!!」
男「…………幼」
幼「なによ?」
男「俺の事嫌いなのか?」
幼「! き、嫌いじゃない……わよ! 流石に限度があるって言ってるの!」
男「俺はもうちょっとこうしていたいかなぁ?」
幼「ぅ……勝手にしなさいよ!!」
幼からの許可ももらったので続行
3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 14:23:24.53 ID:OjXFoY1CO
十分経過
幼「…………///」
男「よしよし……」
幼「ね、ねぇ………」
男「なに?」
幼「て、テレビに集中出来ないから……もう」
男「…………ほい」プツ
幼「な、何で消すのよ!!」
男「ほらこれで集中しなくても良いだろ?」
幼「そ、そういうことじゃ……」
男「うりうり」
幼「…………ぅ///」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 14:24:09.43 ID:OjXFoY1CO
15分経過
幼「うぅー///」
男「何だ? 幼?」
幼「…………何でも無いわよ」
男「撫でられてどんな気持ち?」
幼「べ、べつに! 嬉しく何てこれっぽっちも思ってないだから!!」
男「嬉しいかは聞いてないけど?」
幼「…………ぁ///」
男「よしよし」
幼「ば、ばかぁ!!/// 勘違いするなぁ!!///」
と、幼を撫でて15分。こちらを上目で見つめる彼女の頬は真っ赤に染まっていた
どうやら撫でられて嬉しくなるのは本当らしい
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 15:58:16.78 ID:6QmNr/r5O
結果的には俺も、幼も? 満足したわけだが
あれ以来何かと頭を撫でるのをせがんでくるようになった
幼「た、たまには男にご、ご褒美をあげようかなって思っただけだからね! ね!」
幼「あ、あんたがな、撫でたそうにしてるから仕方なく! 仕方なくなんだから!」
幼「テスト私より点数が低かったわね……ふふ、罰ゲームよ? 私を敬いながら撫でなさい!」
と本音が見え見えだが断る理由もないので撫でる
しかしながらだ、最近味を占めているようなので時間は短くしている
最初こそ反応はなかったが
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 15:58:57.66 ID:6QmNr/r5O
幼「前はあんなに好き勝手したのに意外ね?」
幼「あの時の勢いはどうしたのよ?」
幼「と、特別に五分延長しても良いわよ? 感謝しなさい!」
幼「………短いわよ」
結果
男「ほい終わり」ポンポン
幼「………」ギュ
男「? どした? 手離してくれよ」
幼「…………ぅ」ギュウ
男「言ってくれないと分からないんだが?」
幼「………いよ」
男「え?」
幼「もっと撫でてよ……///」
遂に幼馴染が本音をさらけ出した
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 15:59:41.73 ID:6QmNr/r5O
男「遂に折れたな」
幼「あ、あんたのせいよ!! 勘違いするなぁ!」
男「へいへい」
幼「!! ん///」
男「(なんだよ可愛いな幼)」
五分後
幼「………///」
男「ほら、これで満足か?」
幼「……ま、まだまだね」
男「む?」
幼「やっぱり抱きしめられながらじゃないと……ぜ、全然大したことないわね///」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/18(日) 16:00:18.74 ID:6QmNr/r5O
男「ほぅ、ならお望み通りに」ギュ
幼「ぁ……ん」
男「どうだ? まいったか?」
幼「………///」ジッ
男「?」
幼「ん……」ちゅ
男「!!」
幼「ぷはぁ、これくらいしてくれないと満足何てしないんだから……!」
男「………幼はいっつも生意気だよねー」
幼「う、うるさい……これはあんたの」
男「だから塞いであげるよ」ちゅ
幼「!/// ん、ふ、ちゅ……ちゅぱ」
男「悪い口はどれかなぁ?」
幼「んあ/// この口……だよ///」
男「よしよし」
幼「(ふぁぁぁ/// 男、男ぉ……///)」スリスリ
この後幼が凄いデレた
終わり
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