【感動SS】男「妹が好きだってバレた」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 09:10:32.77 ID:YrDhzDRuO
妹友「兄のくせに妹が好きって…気持ち悪…」

幼馴染み「これは家族会議ものね…」

妹「お兄ちゃん…」

兄「」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 09:16:32.29 ID:YrDhzDRuO
妹友「実の妹に恋愛感情持ってるとか…ありえないわ…」

幼馴染み「そうよね…ちょっと異常よね…」

兄「……」

妹友「肉親を女として意識してるだなんてどれだけモテないのよ兄!」

兄「…うるせぇよ」

妹「…………」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 09:22:54.73 ID:YrDhzDRuO
妹友「あー気持ち悪!こんなクズが妹の兄だなんて!」

妹「ちょ、ちょっと…言い過ぎだよ…」

妹友「だって一緒に住んでる兄貴なんだよ!?どうせ裏でパンツとか漁ってるに決まってるよ!」

妹「お兄ちゃんはそんなことしないよ…」

幼馴染み「でも年頃の男の子が好きな女の子と1つ屋根の下だなんて…間違いが起きるかもしれないし…」

兄「……」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 09:31:12.16 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「ねぇ兄…しばらく妹ちゃんと距離を置いてみたら?」

兄「な、なんで…」

幼馴染み「きっと一時の気の迷いだよ。妹ちゃんと二人暮らししてるから意識しちゃうんだよ」

幼馴染み「だ、だから…兄は今日から私の家に…」モジモジ

妹友「そうです幼馴染みさん!兄みたいな変態シスコンヤローと妹を一緒にしておくわけにはいきません!」

妹友「だから妹は私の家にきなよ!ね!」

妹「え…え…」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 09:37:17.17 ID:YrDhzDRuO
兄「そ、そんな…勝手に決めんなよ…」

妹友「うるさい!あんたみたいなゴミ人間に発言権はないのよ!」

兄「……!」

妹友「妹が好きとか言ったら普通縁切られるよ!?妹が優しいからこんなもんで済んでるけどさ!」

兄「…そんなに…いけないことかよ…」

幼馴染み「まぁ…普通じゃないわよね…こんなこと言ったら世間から白い目で見られちゃうよ」

妹「お兄ちゃん…」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 09:43:03.67 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「でも大丈夫よ兄!私が兄の異常性癖を解消してあげるから!」

兄「……異常…?」

幼馴染み「今までは兄のそばには妹ちゃんしかいなかったんだもの。妹ちゃんを意識するのも男の子なら仕方ないことかもしれないわ」

幼馴染み「だけどこれからは私がそばにいてあげるからね。少しずつ治していこうよ!」

兄「…………」

幼馴染み「私はたとえ兄が変態でも見捨てたりしないから…ね?」

妹友「幼馴染みさんは優しいなぁ…感謝しなよ兄」

兄「……ふざけんな…」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 09:48:36.72 ID:YrDhzDRuO
兄「お前ら…人を変態だの異常者だの言いやがって…何様のつもりだよ!?」

兄「近くに妹しかいなかったから妹を好きになっただぁ?勝手に決めんな!!」

兄「俺は妹だから好きになったんだ!妹のことを誰よりも知ってるからこそだ!」

妹「お兄ちゃん…!」

兄「たしかに俺は世間から見ればおかしいかもしれねーよ!妹を好きになるなんて普通じゃねーよ!」

兄「でもな…妹だろうが姉だろうが幼女だろうがババアだろうが動物だろうが2次元だろうが…」

兄「人の本気の恋を否定するんじゃねーよ!!何様なんだよてめーら!!」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 09:53:20.17 ID:YrDhzDRuO
妹友「……な……!?」

妹友「都合が悪くなれば逆ギレ!?ほんっと最低!そんなひねくれた奴だから妹に欲情すんのよ!」

幼馴染み「そ、そうよ!やっぱり妹ちゃんを好きになるなんておかしいもの!」

兄「あぁわかったよ。俺が妹に近付かなきゃ満足なんだろ?もういいよ」

妹「え…!?」

兄「この家出てくよ。二度と妹には近付かねぇ」

妹「!?」

幼馴染み「ちょ…兄!?」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 09:57:37.49 ID:YrDhzDRuO
妹「そ、そんなの駄目!」

兄「だってしょうがないだろ。俺とお前が一緒にいるのが気に入らないってんだからさ」

幼馴染み「ちょっと…私はそんなつもりじゃ…」

妹友「そこまで言うんなら出ていってみなよ!本気で妹と近づかないつもりならね!」

妹「や、やめてよ妹友ちゃん!」

兄「あぁ本気だ。お前にも幼馴染みにも顔見せねぇから安心しろ」

幼馴染み「えぇ!?ま、まってよ!」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 10:07:46.88 ID:YrDhzDRuO
兄「じゃあな妹。お別れだ。お前のこと異性として見ちまった気持ち悪い兄貴のことなんて忘れてさっさと彼氏でもつくれよ」

妹「い、いや…そんなの必要ないから…」

兄「もし俺が我慢できなくなってお前に近付いちまったら妹友にでも頼んで追い払えよ」

妹友「当たり前よ。妹は私が守る。あんたなんか絶対に近付けさせないわ」

兄「ああそうしろ。じゃあ今から荷物まとめるから」

幼馴染み「そ、そこまでしなくてもいいでしょ?兄が私の家にくればいいだけじゃない」

兄「お前んち、うちの隣だろ。やるなら徹底的にやんなきゃ意味ないだろ。なぁ?」

妹友「そうね。どっか遠いとこにでもいきなさいよ」

兄「わかってるよ」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 10:13:44.46 ID:YrDhzDRuO
妹「お、お兄ちゃん…」

兄「なんだ」

妹「行かないで…」

兄「お前としても、近くにこんな兄貴がいたんじゃ安心できないだろ」

妹「最初は驚いたけど…お兄ちゃんと離れるのはやだ」ギュッ

兄「離せ。おそっちまうぞ」

妹友「な…!あんた…!」

妹「いいもん!お兄ちゃんがいなくなっちゃうのに比べたら平気だもん!」ポロポロ

兄「…………」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 10:21:41.64 ID:YrDhzDRuO
兄「…離せ!」

妹「……!」ビクッ

兄「…俺だってこれが普通じゃないってわかってる。いい機会だったんだよ」

妹「…私、お兄ちゃんならいいよ…?お兄ちゃんのこと嫌いになんかなれないもん…」グスッ

兄「もういいんだ…俺のせいでお前まで変態扱いされちまう」

妹「そんなの…恐くない…」ギュッ

兄「…………!」グイッ

妹「あっ…」

妹「まって…まって!いかないで!お兄ちゃん…!!」

幼馴染み「お、追いかけないと…!」

妹友「…ふん。どうせ3日もしないうちに帰ってきますよ。あんな根性無し」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 15:26:00.44 ID:YrDhzDRuO

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 15:34:27.78 ID:YrDhzDRuO
妹「…………」

妹友「落ち込むことないって。悪いのは全部気持ち悪い兄なんだから」

妹「…………」フルフル

幼馴染み(どうしよう…兄と妹ちゃんは離そうしとしただけなのにこんなことになるなんて…)

妹友「…い、妹!元気だしてよ!兄のやつ、お金もあんまり持ってないんでしょ!?ならきっとすぐ帰ってくるって!」

妹「違うの…私にはわかるもん…お兄ちゃん本気で家出しちゃった…」

妹「う、うぁぁぁぁぁ…」ポロポロ

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 15:40:52.16 ID:YrDhzDRuO
兄「さて、どうしようかな…とりあえず本とかゲームとか売って生活資金にしよう」

アリガトウゴザイマシター

兄「いろんな所をねり歩いてなんとか高く買い取ってくれる店を探したぞ」

兄「所持金九万円か…バイトしながらネカフェ暮らしするしかないか」

兄「妹と顔合わせないとなると学校もいけねーし…こりゃ完全に絶縁かもなー」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 15:45:22.73 ID:YrDhzDRuO
妹「…………」

妹友「妹!おっはよー!」

妹「…おはよう」

妹友「またそんな暗い顔して…妹は可愛いのが一番の魅力なんだから!兄とは違って」

妹「…お兄ちゃんだって格好いいよ…」

妹友「え!?ま、まさか妹も兄のことを…」

妹「そ、そうじゃないよ…そんなこと1度も考えたことなかったし…」

妹(でもお兄ちゃんが私を好きでいてくれたこと…嬉しかったな)

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 16:15:27.85 ID:YrDhzDRuO
妹「」キョロキョロ

妹友「どうしたの?」

妹「ううん…」

妹「……ちょっとトイレ。先に教室いってて」

妹友「うん」

妹「……」ソロー

兄友「お、妹ちゃんじゃん。どうしたの?」

妹「あ、あの…お兄ちゃんきてますか?」

兄友「そういや今日はまだきてないな。いつも一緒に学校きてたんじゃなかった?」

妹「え、えと…ありがとうございましたっ」タタッ

兄友「相変わらず恥ずかしがりやだなぁ」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 16:31:54.88 ID:YrDhzDRuO
妹(お兄ちゃん…学校にも来ないつもりなんだ…)

妹(お兄ちゃんって頑固だもんね…もう私と顔を合わせるつもりもないんだ)

妹(もう…お兄ちゃんと会えないんだ…)

妹「……ぐすっ…ひっく…」

妹友「!?い、妹!大丈夫!?」

妹「うぅぅ…ひぐ…あぅぅ…」

妹友「妹…!しっかりして!保健室いく!?」

妹「ひっぐ…ひっぐ…!うわぁぁぁぁん!」

妹友「ちょ、ちょっと!過呼吸になっちゃってるよ!誰か先生呼んできて!」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 16:36:08.47 ID:YrDhzDRuO
兄「ほ、本当ですか!?ありがとうございます!」

兄「よっしゃ…やっとバイト先見つけた…あとは給料日までこの金でなんとか食い繋げば…」

兄「…しかし飯代やらバイト先の制服代やらかかるし、ちょっと心配だな…」

兄「…もう学校にはいけないんだし、なんとか残りの学費を返してもらうことってできんのかな」

兄「担任に相談してみよう」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 16:41:43.80 ID:YrDhzDRuO
兄「もしもし…担任ですか?」

担任「どうしたんだ兄。今日はなんでサボった?」

兄「サボったというか…これからずっと学校にはいかないつもりです」

担任「は?」

兄「なので学費を返してもらえないでしょうか?」

担任「ちょ、ちょっとまて!どういうことか説明しろ!」

兄「説明はできません。個人的な理由で学校辞めるつもりです」

担任「学校辞めてこれからどうするつもりだ!?」

兄「なんとかします。ですから学費を…」

担任「……ちょっとまってろ!」

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 16:45:52.94 ID:YrDhzDRuO
妹「ひっく…ひっく…」

保険医「やっと落ち着いてきたわね…」

妹友「ねぇ妹…突然どうしたの…?」

妹「…ひっく…」

妹友「悩みがあるなら相談して?私、力になるからさ!」

妹「…………」ポロポロ

妹友「妹!?な、泣かないで!」

担任「妹はいるか!?兄から電話がきたんだ!」

妹「!!」ガバッ

妹「お兄ちゃんと話させてください!お願いします!」

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 16:54:05.93 ID:YrDhzDRuO
兄「…………遅いな…担任…」

妹「…………あ、あの…」

兄「あ、担任ですか?さっきの話なんとかなりそうでしょうか?」

妹「……お兄ちゃん…」

兄「!?…い、妹か…」

妹「お兄ちゃん!電話切らないで!お話聞いて!」

兄「…………なんだよ。話すことは何もないぞ」

妹「……か…帰ってきてよ…お願い…」

兄「……嫌だよ」

妹「な、なんで…?今までずっと一緒に暮らしてきたのに…」

兄「今まで通りじゃなくなったからだよ。お前と一緒にいると俺が危ないんだ」

妹「そんなの…お兄ちゃんが望むなら私…なんでもやるよ…?」

兄「妹…」

妹「お兄ちゃんはなにもしなくていいから…掃除も洗濯も私がやるから…お兄ちゃんはいてくれるだけでいいから…お願いだよお兄ちゃん…」ポロポロ

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 17:01:03.69 ID:YrDhzDRuO
兄「…そんなだから俺がおかしくなったんだ」

妹「……え…?」

兄「お前がいつも俺のことを考えてくれるいい子だから、好きになっちまったんだよ!」

妹「……!」

兄「俺だってなぁ。望むことなら妹とずっと一緒にいたいよ」

兄「でも俺たちはもう普通には戻れないんだ…異端者は世間から弾かれるってのが当たり前だよ」

兄「お前に、俺以外の全部を捨てる覚悟があるのかよ」

妹「…そ、そんなの…」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 17:13:55.27 ID:YrDhzDRuO
兄「じゃあ選べ。俺か」

兄「妹友や幼馴染み、両親、学校、今まで築いてきた関係すべてだ」

兄「お前はどちらかを捨てなきゃいけないんだよ」

妹「う、うぅぅ…」

兄「選べないよな?お前はいい子だからわかるよ。俺のことを大事に思ってくれてるのもわかってる」

兄「だけど前者か後者を捨てなきゃいけないとしたら、お前は絶対に友達や親を捨てちゃいけないんだよ」

兄「俺がいなくてもお前は生きていけるけど、俺以外全部がなくなったらお前は絶対に生きていけないんだ」

妹「お兄ちゃんはどうなるの!?私はみんなと一緒にいるのにお兄ちゃんだけひとりぼっちになっちゃうの!?」

兄「俺のことはもう忘れろ」

妹「忘れられるわけない…!大好きなお兄ちゃんがいなくなっちゃうなんて…私耐えられないよ!」ポロポロ

兄「…俺が言いたいことは全部言った。俺は一人でもなんとかなるから心配すんな」

妹「ま、まって…お願いお兄ちゃん…いかないで…いかないでよ…」ポロポロ

兄「じゃあな」ブツッ

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 17:19:56.46 ID:YrDhzDRuO
妹「…………」

担任「…なんというか…すまん」

妹友「本当ですよ!なんで兄なんかから電話がきたことを妹に知らせるんですか!?」

妹友「妹…こんなに苦しんでるのに…」

妹「…………」

妹友「もう一切兄からなにかあっても妹には知らせないでください!もうあいつと妹は関係ありませんから!もう他人です!」

妹「……やめてよ…」

妹友「いつまでもいつまでもウジウジと未練たらしい…自分から出てくなんて言っといて妹に電話して泣かせるだなんて、最低のクズだわ!」

妹「やめてっ!!!!」

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 17:30:25.50 ID:YrDhzDRuO
兄「……しまったなぁ…妹に言わなくてもいいことまで喋っちまった」

兄「そういや学校には妹がいるんだし、こういう展開になって当たり前か…」

兄「こりゃもう学校には関わらない方がいいな。学費は勿体無いけど、どうせ親にも連絡されるだろうし勝手に回収するだろう」

兄「じゃあやっぱり金について人を頼れない。この金でやりくりするしかない」

兄「……今日は公園で野宿しよう…」

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 17:51:40.70 ID:YrDhzDRuO
妹友「え……?妹、今なんて…?」

妹「…お兄ちゃんの悪口言う妹友ちゃんなんて嫌い…」

妹友「そ、そんな…まってよ妹?私は妹をあの変態から守ろうと…」

妹「お兄ちゃんは変態じゃない!!」

妹友「う……」

妹「次、お兄ちゃんの悪口言ったら二度と妹友ちゃんと口聞かないから」

妹友「そんなぁ…」

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 17:57:27.56 ID:YrDhzDRuO
妹友(どうして…?私は妹のことを守ろうとしただけなのに…なんで妹に嫌われなきゃいけないの?)

妹友(だって普通に考えて兄妹で恋愛とかありえないし気持ち悪いのに…私なら絶対に縁切るのに…)

妹友(なんで妹はこんなに兄のこと庇うの?なんでまだ兄のこと嫌いになってないの?わけわかんないよ…)

妹友(…妹は純粋でいい子なのに…あんなクズな兄貴の近くにいたせいで、洗脳されちゃったんだ)

妹友(兄のせいで妹がおかしくなっちゃったんだ!私が妹に嫌われたのも全部あいつのせいだ!!)

178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 20:18:03.89 ID:YrDhzDRuO
翌朝

妹「…………」パチッ

妹「全然眠れなかった…」

トントントン

妹「!!今物音が聞こえた…まさかお兄ちゃん帰ってるの!?」

妹「お兄ちゃーん!」タタッ

妹友「あ、妹!おはよう」

妹「……え?なんで妹友ちゃんが私の家に…?」

妹友「私、妹の力になりたくて…朝ごはん作りにきたんだ」

妹「…あ…そうなんだ…ありがとう…」

183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 20:22:01.29 ID:YrDhzDRuO
妹「でも妹友ちゃん、そんなに私に構わなくてもいいよ…大変でしょ…」

妹友「いいのいいの!私が好きでやってるんだから!今の妹は一人にしとくと危なっかしいからね!」

妹「……はは…」

妹友(妹は私が更正させる!あんなクズのことなんか忘れさせてやるんだから…)

兄「ふわ…もう朝か…」

兄「そうだ。今日からバイトだったんだ。銭湯いって職場に向かわないと…」

189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 20:29:12.50 ID:YrDhzDRuO
妹友「でねー隣のクラスの…」ペラペラ

妹「あはは…」

妹(……どうしよう…妹友ちゃんの話が全然頭に入らないし学校もいきたくない…)

妹(お兄ちゃんが捨てちゃいけないって教えてくれたのに…妹友ちゃんも学校もどうでもよく感じる…)

妹(私…悪い子になっちゃったのかな…)

妹(お兄ちゃんはいい子の私を好きになってくれたのに…)ポロポロ

妹友「い、妹…!」

妹友(また泣いてる…私がこんなにも妹を楽しませようと頑張ってるのに…)

妹友(あいつのせいで…あいつのせいで…!!)

192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 20:38:53.80 ID:YrDhzDRuO
兄「いらっしゃいませー」

兄「セットメニューのお飲み物は何になさいますー」

兄「ありがとうございましたー」

兄「ふぅ…」

兄(思ったより疲れるなぁ…でももう1つくらいバイト増やさないとキツいし…)

兄(学校いかないとなるとしばらくはフリーター生活だろうしなぁ…ある程度の貯蓄は欲しいし)

兄(そういえば両親から振り込まれてくる金はどうすんのかな…妹が困るから通帳とか置いてきちまったし…)

兄(い、いかんいかん…自分から出ていったんだから俺にその金を使う資格はないだろ)

兄(なんつーか…家出ると金に汚くなるよなぁ…)

兄「はぁ…いらっしゃいませー」

幼馴染み「あ…」

兄「あっ」

198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 20:44:20.83 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「兄!?どうしてこんなところでアルバイトしてんの!?」

兄「あ、い、いや…」

兄(しまった…少し離れたところを選んだつもりだったのにもう見つかっちまった…)

幼馴染み「もう!すっごく心配したのよ!早く帰ってきなさいよ!」

兄「そういうわけにはいかないだろ…お前にも会いたくなかったのに…」

幼馴染み「なに言ってるの学校にもいかずに!今はどこに住んでるの?」

兄「外…つーか…公園…つーか」

幼馴染み「な!?」

200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 20:49:41.48 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「そ、そんなの危ないじゃない!今は変質者が闊歩してる時代なのよ!?」

兄「大袈裟な」

幼馴染み「なに言ってるのよ!兄は格好いいんだから!おしりを狙われちゃうわよ!?」

兄「なにいってんのかわからん」

幼馴染み「あ…」

幼馴染み(思わず格好いいとか言っちゃった…)ポッ

兄(なに赤くなってんだこいつ…気持ち悪…)

208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 20:55:17.60 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「とにかく、公園で寝泊まりしてるなんて聞かされたら黙ってるわけにはいきません!」

兄「どうしろってんだよ。なるべく金は使いたくないんだ」

幼馴染み「だ、だからぁ…わ、わわ…私の家に…」モジモジ

兄「絶対嫌だ」

幼馴染み「え…」

兄「だからお前の家はうちの隣だろうが!妹と顔会わせたらどうすんだよ!」

幼馴染み「そ、そんなの平気よ!妹ちゃんは学校があるし…その間ならバイトでもなんでも自由にできるから!」

219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 21:03:43.89 ID:YrDhzDRuO
兄「うるせーな…なんでそんなに必死なんだよ…」

幼馴染み「だ、だって…兄は…私にとって…」ゴニョゴニョ

兄「宿のことやバイトのことはお前が気にすることじゃねーよ。どうせここのバイトもすぐやめなきゃなんねーし…」

幼馴染み「え…やめるの?」

兄「どうせお前、妹に俺がここでバイトしてること言うだろ?」

幼馴染み「……!」

兄「お前らに見つかったら妹に伝わるのは決まってるからな。また別のバイトを探すよ…」

幼馴染み「い、言わない言わない!絶対言わないよ!」

幼馴染み(私と兄だけの秘密を妹ちゃんに言うわけないじゃない!)

227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 21:11:35.81 ID:YrDhzDRuO
兄「え、言わないの?」

幼馴染み「言ってほしくないんでしょ?」

兄「そりゃあな…」

幼馴染み「ふふ、大丈夫よ兄。私は兄の味方だから」

幼馴染み(よし!好感度が上がる音がしたわ!)

兄(こいつわけわからん)

兄「じゃあお前ともこれっきりだ。もうなるべくこの店にはくるなよ」

幼馴染み「ちょ、ちょちょ!私の家に泊まるって話は!?」

兄「嫌だっての!しつこいぞお前!」

幼馴染み(泊まってくれないと困るのよ!せっかく消失したかと思われたフラグを再会イベントで復活させたのに!)

幼馴染み(どうにかして妹ちゃんへの不健全な想いを私に向けないと!)

233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 21:25:28.20 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「じゃあ言う」

兄「え」

幼馴染み「妹ちゃんに言っちゃうよ」

兄「な…お前…!」

幼馴染み「今から妹ちゃんに電話しちゃうよ?お兄ちゃんはこんなところでバイトしてるって。きっと妹ちゃん、学校サボってきちゃうだろうね」

兄「ぐぐ…」

幼馴染み「1度会っちゃったらもう絶対離さないんじゃない?もう逃げられなくなっちゃうね」

兄「……やめろよ」

幼馴染み「じゃあ私の家に泊まってくれるよね?」

兄「……わかったよ…」

幼馴染み「言っておくけど、あんたが嫌いなわけじゃないんだからね?心配だから泊めるんだからね?勘違いしないでよ?」

兄(なんだこいつのうざさは)

239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 21:36:17.21 ID:YrDhzDRuO

幼馴染み「いらっしゃーい」

兄「…………」

幼馴染み「えへ、兄が私の部屋に来るのって久しぶりだね」

兄「…静かにしろよ…お前の親に知られたらどうするんだ」

幼馴染み「えー?気にしないと思うよ?兄だし」

兄「そういうことじゃない。お前の親から妹に伝わるかもしれないだろ。隣なんだぞ?少し大きい声出せば丸聞こえだ」

幼馴染み「わかったわかったよ。兄は本当に細かいんだから」

兄「余計なことをしてもバレるのが早まるだけだ。お前の部屋にいるときはただ寝るだけにする」

幼馴染み「…ちなみに、ベッドは1つしかないよ?」チラッ

兄「カーペットの上に寝るよ」

幼馴染み「むう…」

243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 21:43:09.00 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「…別に私は一緒に寝てもいいんだけどな」チラッチラッ

兄「お前寝相悪いから嫌」

幼馴染み「もう治ったよ!」

兄「うわ…大きな声出すなって…」

幼馴染み「いいから、早くベッドにきなさいよ!疲れがとれないでしょ!」グイッ

兄「な、なんなんだよ…強引すぎるだろ」

幼馴染み「ご、強引にならなきゃ…兄は揺らがないでしょ…」ギュッ

兄「いぃ!?」

幼馴染み(このタイミングを逃したらバッドエンド一直線…!)

246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 21:50:02.67 ID:YrDhzDRuO
兄「お、おい…幼馴染み…?」

幼馴染み「兄…もっとくっついて…」

兄「わ、悪ふざけはやめろよ…俺には好きな奴が…」

幼馴染み「私だって…私だってずっと兄のこと好きだったもん!」

兄「!?」

幼馴染み「それなのに…兄は妹ちゃんのことしか見てないんだもん…」

兄「…悪かったよ…」

幼馴染み「私だけのものになってくれたら許すよ」

兄「…………」

幼馴染み「いいでしょ…?兄が妹に合わないつもりなら何も障害はないじゃない」

幼馴染み「兄は妹ちゃんのこと好きでいてもいいよ…でも必ず私の方が好きになるようにしてみせるから」

兄「……」

261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:01:03.32 ID:YrDhzDRuO
兄(……たしかに…もういいかもな…)

兄(どうせ俺は妹のことを諦めた。なら幼馴染みの気持ちに答えるのもいいかもしれない)

兄「好きにしてくれ」

幼馴染み「兄…!」

兄(幼馴染みもなんだかんだで悪い奴じゃない。ただうざくて気持ち悪いだけ)

幼馴染み「ありがと兄…私が兄を幸せにするから!」

幼馴染み「大丈夫大丈夫。妹に恋するなんて気の迷い、そのうち無くなっちゃうから!」

兄「…………」

幼馴染み「大体兄と妹が二人暮らしだなんてのが異常だったんだから。異常な思考になってもおかしくないよ」

兄「……気の迷い?異常思考?」

275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:11:11.39 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「今の時代近親相姦だなんてシャレにならないしね。肉親にそういう感情を抱くのがそもそもおかしかったんだよ」

幼馴染み「でも大丈夫!私ならなにも問題はないし、恋人同士になってもいいもの!私なら兄に相応しいわ!」

幼馴染み「だから…ね?これから恋人っぽいことを…」

兄「いい加減にしてくれ…」

幼馴染み「…え?」

兄「人を頭おかしい奴みたいにいいやがって…」

幼馴染み「え?い、いやそんなつもりじゃ…」

兄「お前の物差しで俺たちを測るんじゃねーよ!」

283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:20:44.99 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「あ、兄…」

兄「妹だとかなんだとか…そんなことを抜きにしてもだ。今ハッキリとわかったよ」

兄「俺はお前より妹が好きだ。妹だから好きなわけじゃないぞ…妹の優しさとか雰囲気とか女の子らしさが好きなんだ。お前は嫌い」

幼馴染み「え!?」

兄「うざいし…気持ち悪いし…そういえば元々そんな好きじゃなかったわ」

幼馴染み「えぇぇ!?」

兄「だからお前と恋人にはなれない…いや、なりたくない」

幼馴染み「…ぐすっ……そんな馬鹿な……」

292: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:30:17.65 ID:YrDhzDRuO
兄「ごめん。幼馴染み」

幼馴染み「…ぐすっ…」

兄「お前の気持ちは嬉しかったよ…泣かないでくれよ…」

幼馴染み「ごめんね…うざくて…気持ち悪くて……ズズッ」

兄「それより鼻を啜るな…ほらティッシュ」

幼馴染み「うぅぐ」チーン

幼馴染み「…悪いとこ直すから…だから…私と付き合ってくれませんか…?」ポロポロ

兄「今は無理だよ…お前より妹のほうが好きなんだもん」

幼馴染み「うわぁぁぁぁん!!」

兄「し、静かにしてくれよ!」

300: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:39:15.13 ID:YrDhzDRuO
妹宅

妹友「ねぇ妹…もっと食べなきゃ身体壊しちゃうよ…?」

妹「……うん」

妹友「朝もお昼もちゃんと食べなかったでしょ?妹は元から小さいし薄いんだから、もっと食べないと…」

妹「……うん」

妹友「…………」

ウワァァァァン!!

妹「!!」

妹友「な、なに…?女の人の泣き声がした…?」

妹「お兄ちゃんの声!!」

妹友「は?」

妹「静かにしてくれよ!って!お兄ちゃんの声だ!」

妹友(女の声だったのに…妹…ついに幻聴が…?)

315: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 22:54:09.75 ID:YrDhzDRuO
妹「お兄ちゃん!いるんでしょ!?」ドンドン

妹友「ここ、幼馴染みさんの家でしょ?兄がいるわけ…」

妹「開けて!開けてよお兄ちゃん!」ドンドン

兄「し、下がドンドンうるさいな…」

幼馴染み「あ…妹ちゃんがきちゃったみたい…」グスン

兄「なっ!?ど、どうしよう…」

幼馴染み「兄、窓から逃げて。妹ちゃんには秘密にするから…」ガラッ

兄「あ、ありがとう幼馴染み」

幼馴染み「…私、兄に好きになってもらうように頑張ってからまた告白するから…ズズッ」

兄「え…わかったよ。あと鼻水はちゃんとティッシュに出せ」

323: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:02:10.30 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「どうしたの妹ちゃん?」ガチャ

妹「幼馴染みちゃん!お兄ちゃんいる!?」

幼馴染み「え?兄は家出したんだからいるわけないでしょ?」

妹「そんなはずないよ!お兄ちゃんの声がこの家の2階の幼馴染みちゃんの部屋のベッドの上から…」

妹友(なんでそんなに正確にわかるのよ…)

幼馴染み「そんなはずないのだけど…」

妹「…お部屋にいれてよ。幼馴染みちゃん」

幼馴染み「そんないきなりは…」

妹「お願い!」

妹(もう妹友ちゃんとか幼馴染みちゃんとかどうでもいい…お兄ちゃんのことしか考えられないよ…)

328: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:09:20.28 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「どうぞ…妹ちゃん」ガチャ

妹「…………!」

幼馴染み(…窓の鍵はちゃんと閉めたし…兄がいたことはわからないはずだけど…)

妹「……」キョロキョロ

妹友「ね、ねぇ妹…もう帰ろ?兄が幼馴染みさんの家にいるわけないでしょ?兄が私とも幼馴染みさんとももう会わないって言ったんだから」

妹「……」

妹友「迷惑になるから…ね?」

妹「…………うん…ごめんなさい…」

幼馴染み「いいのよ。兄に会えなくて辛いのは私も同じだもん」

妹「…………そうですね…」

妹友「じゃ、失礼します…」

幼馴染み(セーフ!)

333: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:15:15.82 ID:YrDhzDRuO
妹友「もう妹ったら…兄はきっとどこか遠いとこにいっちゃったんだよ」

妹「…………うん…」

妹友「クズ…いや、兄のことはもう忘れよ?ね?」

妹「…………うん…」

妹友「妹の側には私がついてるからさ」

妹「…………うん…」

妹友「よし!それじゃ一緒にお風呂入ろっか!」

妹「…………うん…」

妹友(大分素直になってきた…徐々にあのゴミクズの洗脳は解けてきたみたいね。ザマアミロ!)

335: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:18:44.49 ID:YrDhzDRuO
妹友「スゥ…スゥ…」

妹「…………」パチ

妹「…………」ムクッ

妹「……幼馴染みちゃん…どうして嘘…ついたんだろう?」

妹「内緒にしなくていいのに…部屋で、ベッドでお兄ちゃんとなにやってたの…?」

妹「私に言えないこと…してたんだ…」

妹「だってあの部屋…」

妹「お兄ちゃんの匂いがしたんだもん…」

345: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:25:10.33 ID:YrDhzDRuO
妹友「うーん…おはよう妹…」ノビー

妹友「……あれ?妹がいない…」

幼馴染み「…………」

幼馴染み「……んー…」パチ

幼馴染み「…んむっ!?」

妹「おはよ。幼馴染みちゃん」

幼馴染み「んむむむふむん!?」

妹「なに言ってるかわかんないよ」

幼馴染み「んむむ!んむむもむむんぐぐっ!」

妹「うざいよ…」

359: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:33:17.47 ID:YrDhzDRuO
ベリッ

幼馴染み「ぷはっ…こ、これはどういうことなの妹ちゃん!?」

妹「私こそ聞きたいよ。昨日お兄ちゃんが来たこと、なんで隠したの」

幼馴染み「え、えぇ!?そ、そんな…かか隠し事なんて…」フルフル

妹「したでしょ。隠し事…私知ってるんだから…幼馴染みちゃんがお兄ちゃんのこと好きだって…」

幼馴染み「う、うそ!?」カァ

妹「私、それは別に嫌じゃなかったよ。むしろ応援してた…だけどお兄ちゃんが私のこと好きだって言ってくれたときから…なんだかモヤモヤするの」

妹「お兄ちゃんと幼馴染みちゃんが付き合うとこなんて、想像するのも辛くなった…辛くて辛くて…どうにかしちゃいたくなった」

幼馴染み「っ!?」

妹「私ね。今まではお兄ちゃんがいたからいい子だったけど、お兄ちゃんがいなくなっちゃったから今は悪い子なの」

妹「だからお兄ちゃん以外の誰がどうなっても全然構わないの…」

367: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:41:37.94 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「や、やめて妹ちゃん……!?」ギシッギシッ

幼馴染み(手足がロープで固定されてる…!)

妹「正直に答えてね幼馴染みちゃん。昨日、部屋で、ベッドで、二人っきりで、私に内緒で…」

妹「何してたの?」

幼馴染み「ち、違うよ!妹ちゃんが思ってるようなことはなにもしてないよ!」

妹「嘘!じゃあどうしてベッドからお兄ちゃんの匂いがするの!?」

幼馴染み「…わ、わわ私が兄を…さそさそ誘ったんだけど…」

妹(過剰な挙動不審が気持ち悪い…)

幼馴染み「兄は断ったのよ……妹ちゃんのことが…大好きだからって」

妹「………………」

妹「……ふぇっ!?」

373: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:49:12.73 ID:YrDhzDRuO
妹「うそ…だってお兄ちゃんは…」

幼馴染み「兄も変に堅物なんだから…いくら妹ちゃんを愛してるからって私みたいな上玉をスルーだなんて…」

妹「あ、あ、愛してるって…そんな…」カァ

幼馴染み「…私はすっきりしたよ。兄にハッキリ嫌いって言われちゃったからね」

妹「……そうなんだ…」

幼馴染み「でもまだ諦めてないからね?ぼさっとしてるとお兄ちゃんとっちゃうわよ?」

妹「え!?だ、だって私は…」

幼馴染み「兄のこと好きなんでしょ?」

妹「っ!!」

380: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/11(木) 23:55:28.38 ID:YrDhzDRuO
妹「ぅ…」

幼馴染み「いつも兄にベッタリだったから今まで気づかなかったかもしれないけど、私は妹ちゃんが兄のこと好きって気づいてた」

幼馴染み「だから兄が妹ちゃんのこと好きって知ったときは焦っちゃって兄を早く取っちゃおうって思ったの」

幼馴染み「でも妹ちゃんに負けちゃった…」

妹「幼馴染みちゃん」

幼馴染み「ここまできて兄のこと好きじゃないなんて言ったら殴るわよ?」

妹「……うん。私、お兄ちゃんのこと…家族としてじゃなくて」

妹「男の人として好きでした」

388: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:02:48.74 ID:YrDhzDRuO
幼馴染み「やっと自覚したのね、妹ちゃん」

妹「…恥ずかしくなってきたよぅ…」カァ

妹友「……真っ赤じゃないの…」

妹「あ、妹友ちゃん…」

妹友「……世間から指差されて笑われるのよ?妹はそれに耐えられるの?」

妹友「たとえ本気で好き同士でも、気持ち悪いことには代わりないのよ!?」

妹「…うん。それでもお兄ちゃんを好きな気持ちは嘘じゃないから」

妹友「……じゃああのクズ兄貴に会って真正面から伝えなさいよ。妹の気持ちをわかろうともしなかった、底辺兄貴の所に…」

妹「うん…いままでありがとう、妹友ちゃん」

妹友「うん…」

391: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:08:36.26 ID:WrlGONzGO
妹友「…妹の気持ちを知ろうとしなかったのは、私なのにね…」

妹友「だって悔しかったんだもん…私はこんなにも妹のことが好きなのに…妹は兄ばっか見てるんだもん…」

幼馴染み「うふふ…クズね」

妹友「…あなただって気持ち悪いくせに…」

幼馴染み「…………」

妹友「…………」

兄「いらっしゃいませー…いらっしゃいませー…」

兄(昨日…改めて妹のことが好きだって思ってから…ずっと妹のことが頭から離れない)

兄(俺って本当に妹のこと好きだったんだな…)

兄「いらっしゃいませー…ご注文はなにになさいますー?」

「お兄ちゃんください!」

398: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:13:06.03 ID:WrlGONzGO
兄「え…い、妹ぉ!?」

妹「お兄ちゃん!」

兄「な、ななななんでここに…まさか幼馴染みの奴が…!」

妹「えへへ、脅して聞いちゃった」

兄「脅して聞いちゃった、じゃねーよ!?いつからお前はそんな悪い子に…」

妹「悪い子だから、今なら選べるよ」

兄「え…?」

妹「お兄ちゃんとそのほか全部。どちらかしか選べないのなら…」

妹「私はお兄ちゃんを選ぶ!」

408: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:19:52.96 ID:WrlGONzGO
兄「な…そんな簡単なことじゃないんだぞ!?お前…友達からも先生からも…俺たちの親からだって変な目で見られるんだぞ!」

兄「俺たちがそういう関係になってしまったら最後…これからの人生、誰からも笑われるんだぞ!?」

兄「異常者を見るような目で見られるハメになるんだ!俺はともかく…可愛いお前もだ!」

兄「そんなことにお前を巻き込みたくはないんだ!お前だけは健全な…

チュッ

兄「…………っ!?」

妹「……ぷは…」

妹「悪い子だから…口うるさいお兄ちゃんの口は…ふ、塞いじゃうんだから…」カァ

兄「……赤くなるならするなよ」

妹「だってぇ…」

414: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/10/12(金) 00:23:20.93 ID:WrlGONzGO
兄「…はぁ。悪い子だから悪い子だからって、言い訳がましい子になっちゃって…」

妹「えへへ…」

兄「そこまでいうならこれからはちゃんといい子になるまでしつけ直してやるからな。覚悟しろよ」

妹「うん!私、いい子になるね!」

ハッピーエーンド!

http://viper.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1349914232/

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする