【オリジナルSS】男「暇だから、幽霊廃墟に凸!」

1 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 22:10:55 ID:JQ3BasR2
男「来ちゃったよ、一人で……」

男「ま、GW暇で干からびるよりはマシかな」

男「よしっ、とりあえず、行っちゃるぞー……」

ギィィィィ……

……バタン……

ー男「暇だから、幽霊廃墟に凸!」 スタートー

4 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 22:17:37 ID:JQ3BasR2
ー1F- PM:8:30

男「よし…、カメラもOKと」

男「よし、行こうっ」wktk

男「ちなみに、この廃墟は俺ん家の裏山にある。」

男「もうとっくに潰れた、ちゃちな病院だ」

男「噂ではあるが、この廃墟のどこかに、霊が出るらしい…」

男「まぁ、出ようが出まいが、雰囲気がとにかくキツイな…」

男「ま、まぁとにかくスタートだ」

5 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 22:22:19 ID:JQ3BasR2
男「早速受け付けがある。真っ暗で、もう結構…」

パキッ

男「」ビク

男「あ、小枝踏んでたwww」ティヒッ

男「でもこう…10秒おきに、辺り見回しちゃうよね」ドキドキ

男「よし…行こう」

ー受付ー

男「なんか、めっちゃ紙が散乱してんなー。あれか、カルテってやつ?」

男「……拾ってみたい気持ちもあるが…」

男「」ゾクッ

6 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 22:27:43 ID:JQ3BasR2
男「ここにさー、美人な受付嬢がいたんだろうなー」

男「こう、無造作に髪を縛った、丸っこい顔のお姉さんとか良いよね!」

……しーん

男「虚しいな、想像以上に」

男「まぁ、喋ってないと俺の豆腐メンタルブッ潰れるからね」

男「カウンターの裏に潜入」ガタン

男「よっ」スタッ

男「ぎょわっっ!??」

G「かさかさ…」

男「くあせふじこwwww」

7 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 22:31:01 ID:JQ3BasR2
G「めし、めしー」

男「いぎゃぁぁぁでけぇぇぇ」

G「うっせーかすー」かさかさ

男「……よ、よかったー。何処か行った…」

男「さて、きを取り直して」

男「ふんふん、カウンターの裏ってこうなってたんか」

男「ここで、丸顔のお姉さんが……」

男「あー、近所の病院ばばあばっかだから、つまんね」

8 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 22:33:25 ID:JQ3BasR2
男「よし、でるか」ひょい

男「ふん、案外よゆーそうだな」

男「さ、次は早速奥に行ってみるか」

男「奥に、診療室と入院病棟が見える」

男「さて、どっちに行こう?>>10」

10 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/05(土) 22:41:13 ID:3ytvCTpA
とりあえず診療室へGO

11 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 22:47:21 ID:JQ3BasR2
男「診療室か、おkww」ガラガラ

男「うっ」

しん……

男「……」ごくり

男「ち、ちょろいし。こんなん、まじよゆーだし」

男「う、うん。良く病院で見る机と椅子が置いてある」

男「投げ出された紙類から見て、どっかのDQNが漁ったみたいだな」

男「……す、座ってみようかな?」

男「失礼しやーす…」ストン

ギッタン…

12 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 22:50:15 ID:JQ3BasR2
男「のわっ!?」グルン

男「ぐっはぁぁ」ドシャッ

男「……いってーーー」

椅子「」ブラブラ

男「畜生、背もたれが壊れてた…」

ピシッ

男「」

男「な、何今の音。……あぁ、あれだわ、軋み!!き・し・み」

男「ははは、なぁーんだぁぁ」パンパン

13 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 22:52:38 ID:JQ3BasR2
男「椅子、壊しちゃったな…ま、廃墟だし、いいか」

男「……あれ?」

男「机の下に……なんかある」

男「キラキラしてるな、何だろ?」

男「キラキラを取る?取らない?>>14」

14 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/05(土) 22:53:28 ID:KG1BCwMQ
とる

17 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 22:59:52 ID:JQ3BasR2
男「安価下手すぎだな…すいませんorz」

男「と、とにかく安価は絶対だ、取ってやろうじゃないの」

男「うしっ」腕マクリッ

男「ん…んん…」ゴソゴソ

男「どうか、Gでありませんようにっ…」

男「あ、掴めた!なんか、細長い…」

男「……おぉ、これは、万年筆……」キラキラ

男「インクは…出ないな。けど、まぁ、記念にとっておこう」

ーインクの切れた万年筆を手に入れたー

18 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 23:02:35 ID:JQ3BasR2
男「何か楽しいかも…?廃墟探検ゲーみたい」

男「さ、次は何処に行こうかな」

男「願いを込めて、安価だ」

男「入院病棟に行く?ここに残る?>>20」

19 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/05(土) 23:06:27 ID:KPAHMnAo
霊安室

20 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/05(土) 23:07:52 ID:OIGVTGdw
残る

21 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 23:17:41 ID:JQ3BasR2
男「残る、了解!」

男「ちょうど腹減ってたし、おにぎりでも食いながら探索しようかな」

男「てれれれってれー、かーちゃん特製、チャーシューおにぎり」

男「む…」ガブッ

男「うめぇうめぇ」

男「ん?あれ、あっちに棚があるぞ…」

男「一般的な鍵付き棚だな。開けてみよう」

ガラガラ

男「うっわ、カビくせー…」

22 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 23:22:39 ID:JQ3BasR2
男「…おお、なにやら医学書や書類がいっぱい」

男「……あー、分厚い本見てると頭痛くなってくるわ」

男「てきとーに一冊抜き取りましょう」

男「なになに…」ペラッ

ヒラッ

男「……?何か落ちた?」

男「拾おうかな?」

男「どうする?>>24」

24 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/05(土) 23:34:16 ID:KG1BCwMQ
ひろう

25 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 23:40:01 ID:JQ3BasR2
男「拾おうかな、っと」

男「はっ、まさか、丸顔無造作ポニテのお姉さんの写真…?」ぴら

男「……うん?」

男「く、黒髪の儚げな美少女がこっちに向かって微笑んでいる」

男「ちなみに、撮った場所はここの入院病棟の個室みたいだな」

男「……」

男「かわいい///」

男「ポッケにインとな…」

26 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 23:42:56 ID:JQ3BasR2
ガタンッ

男「っ」ビクッ

男「……」キョロキョロ

男「…なんか、寒気がしてきた。待合室に戻ろうかな」

男「し、しつれいしましてー」

ガラガラ

…………ガタン

ガタンガタンガタンガタン……

27 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/05(土) 23:47:14 ID:JQ3BasR2
ー待合室ー

男「ふぃー…。なんか、寒くなってきたかな」

男「思えば、写真とか普通じゃないよなー…」

男「何で診療室に、しかも本に挟んであるのかも、謎だし」

男「」ブルッ

男「き、気を取り直して、移動移動」

男「廊下に来たよ。ナースステーションが見える」

男「このまま進む?ナースステーションに寄る?>>30」

30 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/06(日) 00:10:46 ID:KXfr1MAE
突撃

35 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 09:31:36 ID:6rdAlSJo
男「まぁまぁ、そう喧嘩すんな。とりあえず、凸するか」

男「ちなみにオナヌーなら、ここ来る前にしこたまヤッて来たからなぁ。賢者だぞ、今の俺は///」

男「っと…そんなこたぁ、どうでもよかった」

男「ナースステーションかぁ。きゃわいいお姉さんが働いてたのかな」

男「し、失礼しまーす」

36 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 09:37:06 ID:6rdAlSJo
男「至って普通のナースステーションだな。カウンタータイプで、声も掛けやすそうだ」

男「机、棚、椅子、ドアとある。カルテは…あんまり散らばってないな」

男「とりあえず、どうしようかな?」

男「何をしよう?>>38」

38 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/06(日) 11:36:17 ID:b94yD2TI
カルテを見る

39 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 11:47:09 ID:6rdAlSJo
男「カルテを見る、了解!」

男「とりあえず、足元に散らばったカルテを見てみよう」ぴら

男「……かろうじて名前が読めるレベル…」

男「どうやらお婆さんのカルテみたいだな」

男「読んで欲しい?……ま、安価とるまでもないかぁ」ポイ

男「俺はババア趣味じゃないぞ」

男「俺は丸顔無造作p」

ピルルルルッ ピルルルルルッ

男「……え……?」

40 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 11:50:39 ID:6rdAlSJo
男「な、なんだこの音っ……」

男「け、携帯じゃないぞ」

ピルルルルッ ピルルルルッ

男「……」ゾクッ

男「ド、ドアの中から聴こえてくるぞ……?」

謎の電子音は、ドアの中から聴こえてくる。

ーーー入りますか?

41 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 11:51:41 ID:6rdAlSJo
男「は、入ろうかな?>>42」

男「その間にも、音がどんどん大きくなってきてる…」

42 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/06(日) 11:58:51 ID:KXfr1MAE
ドアに耳をつけて様子伺う

43 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 12:02:40 ID:6rdAlSJo
男「こ、ここは慎重に、だ」

男「ドアに耳を付けて待とう」ピトッ

ピルルルルルッ ピルルルルルッ

男「う、うるさい……」

男「こ、怖くなんかないけどなぁ。どうせDQNか何かが忘れていった携帯だろ」

男「……」

ピルルルルルッ ピルッ ……ブツッ

男「」ビクッ

男「唐突に、音が止んだ…」

44 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 12:06:02 ID:6rdAlSJo
男「……なんだったんだ」

男「気になるが、何かフラグが立ってそうで…」

男「……」

男「ここまで来たんだ…」

ガチャ

ギィィィ…

男「……」

男「ひ、広い部屋だな。机が置いてある意外、何も…」

男「あっ」

45 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 12:10:34 ID:6rdAlSJo
男「何かの端末が机の上に置いてある」

男「……ナース、コール…?」

男「これが…鳴ってたのか?」

男「何で…ここ、もう誰もいないんだろ…」

男「………」

男「誰が…鳴らすってゆうんだよ…?」

机の上にあるナースコール端末は、鈍い光を発している

ーーーナースコールを、手に取りますか?

男「>>47……」

47 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/06(日) 12:22:09 ID:rEc/iDIQ
とろう

48 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 12:27:40 ID:6rdAlSJo
男「ッ……」

男「い、意外と軽い、かな」

男「普通のナースコールだ。無線のね」

男「気味が悪い……。け、けど記念に」

男「ポケットに入れとこう…」

ーナースコールを手に入れた

男「寒い…さっさと進もう。ここにはもう何もなさそうだし」

ギィィィ

バタン

……………

49 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 12:33:26 ID:6rdAlSJo
ー廊下ー

男「足音がやけに響く…」

男「自分の足音が、こんなに怖く感じられるのは初めてだよ」

ー入院病棟ー

男「たくさんのドアが並んでる…。けど、どれも開け放たれてる」

男「適当に中をのぞいていこうかな」

男「……どこも、ボロボロだ。ここで病と闘ってたなんて、想像できない」

50 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 13:06:00 ID:6rdAlSJo
男「……」カツカツ

男「うーん……」

男「案外、何もないなぁ」

男「この奥に個室があるらしいけど、そこによく白いモノが見えたとか、色々目撃例があるみたいだね」

男「さらに、ここの角を曲がると食堂やデイケアルームがある」

男「さて、どうしようか。進むもよし、休憩もよし、なんでもいい」

男「>>51」

51 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/06(日) 13:10:21 ID:KXfr1MAE
ジワジワ行こう

まずは食堂へ

52 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 13:15:13 ID:6rdAlSJo
男「食堂へ行こう」

男「っていうか、幽霊よりGの方が怖いんだよね」

ー食堂ー

男「ん、ここか…。流石にカルテなんかは散らばってないみたいだ」

男「お邪魔し」

ギシッ

男「…」

男「な、なに固まってんだっ。全然余裕じゃねーか」

男「……ぜーんぜん」

54 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 13:22:54 ID:6rdAlSJo
男「均等に並べられたテーブルや椅子からして、結構綺麗な食堂だったと想像できる」

男「しかし、今じゃすっかり荒れてるな」

男「券売機と厨房に続くカウンターだけが、ここがかつて食堂だった事を主張してる」

男「とりあえず、券売機を拝見…」

男「うーん、カツカレー、うどん、ラーメン…一般的なメニューだね」

男「もちろんもう、稼動はしてないな」

男「お腹減ってきたな…うどん食べたい」

ギシッ

男「」ビクッ

57 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 13:29:06 ID:6rdAlSJo
男「よく軋むな…。古いからかな」

男「よし、次は厨房に行ってみよう」

男「Gは来るなよー…?」

ー厨房ー

男「うわっ!??」

『ダシテダシテダシテ ココカラダシテヨウ モウワルイコトシナイカラ』

男「ぎゃああああぁぁぁぁ!?」

男「ちょ、おまぁぁぁっ!?落書きとかマジでやめろってっ」

男「俺涙目……」ガタガタ

男「き、気を取り直して…」

58 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 13:33:07 ID:6rdAlSJo
男「はー、心臓どっくどく…」

男「い、一般的な厨房だな。食器類はまだちょっと残ってる」

男「食材は…ないと思いたい」

男「えっと、どこを調べればいいかな?」

男「>>60おなしゃす」

男「食器返却口、疑惑の冷蔵庫、食器棚があるぜ」

60 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/06(日) 14:01:09 ID:b94yD2TI
冷蔵庫

61 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 14:14:20 ID:6rdAlSJo
男「>>60……やってくれたな」

男「でも、安価は絶対だ。やってやろうじゃないの」

男「っはー……すー、はー…  せいやっ!」パカッ

男「うわぁぁぁぁぁくっさぁぁぁぁぁ」

男「なんだろう、カビとか腐乱とかそういうのを超越した香りがする」

男「っはぁぁぁ」バタン

男「は、はにゃがまがるかとおもた」

男「中にはなにもなかったぜ?も、もういいだろ?な?」

62 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 14:16:19 ID:6rdAlSJo
男「うぅぅぅ鼻洗いたい。手も…」

ガチャンッ

男「」ビックゥ

ギシ ギシ ギシ

男「………ぇ…?」

63 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 14:23:14 ID:6rdAlSJo
男「え、え、えっ…?」

ギシ ギシ ギシ ギシ

男「なっ…?」

男「し、食堂の方からだ」

男「え?え?どうして…?」

男(やばい…頭が真っ白になって…)

男「……ハァ、ハァッ…」ガタガタ

男は恐怖のあまり、その場から動けません

さて、どうすれば良いでしょうか…?>>64

64 :a:2012/05/06(日) 14:23:57 ID:rgUzebXQ
踊る

65 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 14:30:46 ID:6rdAlSJo
男「お、踊らなきゃッ…」ブルブル

男「ハァ、ハァッ…」フリフリ

男は必死に足を振り、コサックダンスを踊っています。

ギシ、ギシ、ギシ…

男「ヤバイ… もう、中央まで来たッ…」

男は小刻みに震えながら、コサックダンスを踊っています。

男「助かる気がしないっ…お願いだっ>>67っ」フリフリ

66 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/06(日) 14:36:57 ID:rgUzebXQ
バク転

67 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/06(日) 14:37:41 ID:H.kXJeHc
ナースコールで誘導
その隙に隠れる

68 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 14:44:43 ID:6rdAlSJo
男「そ、その手があったかッ…。でも、ナースコールって俺が操作して鳴るもんなのか?」

男「えーいままよっ。投げちまえッ」ポーイ

男「け、結構飛んでッ……」

カツン

ギシッ ……ギシ、ギシ

男「足音が遠くなったッ! この隙にっ…」ズザザザ

男は食器棚の一番下に隠れました。

……足音は、物色するように辺りを徘徊しています。

69 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 14:51:36 ID:6rdAlSJo
男「フー、フーッ……」

男「と、とりあえず難は逃れた…かな?」

ギシ、ギシ ………ギシ

男「どんどん遠のいていく…」

男「……だ、大丈夫かな?出た瞬間バーン、とかないよね?」

男「……」

足音はゆっくりと遠ざかり、しだいに消えていきます。

男は、たっぷりと時間がたってから、這い出しました。

男「っ……もう、大丈夫だ。こ、怖かった…」ガクガク

70 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 14:55:19 ID:6rdAlSJo
男「ハァァァ……」ヘナヘナ

男「き、緊張した。漏らすかとおもた…」

男「は、膝が笑ってるぜ…」

男「……」キョロキョロ

男「大丈夫、大丈夫だ…」

男「あ、ナースコール…」

男「助かった。ありがとう、ナースコール」

ーナースコールを手に入れた

男「…ん?」

71 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 14:58:20 ID:6rdAlSJo
男「床に…うっすらとだが、足跡がついてる」

男「食堂を出て、廊下の方…に続いてるな」

男「……あぁ、どうしよう…?」

1、足跡を追跡  2、無視してデイケアに行く 3、帰る

選ぶのは>>72 あなたです。

72 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/06(日) 14:58:56 ID:ma8DrIFo
1

74 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 15:02:37 ID:6rdAlSJo
男「やっぱりな…」

男「あぁ、もう胃が縮みそうだ」

男「しっかりライトで照らしつつ、行こうっと」

ー廊下ー

男「ハァ、ハァ…」

男「キツイ…」

ー階段ー

男「ま、まだ続いてる…。階段を延々と上ってるみたいだ」

男「正体を、つきとめてやるっ…」

76 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 15:07:25 ID:6rdAlSJo
ー2F・階段踊り場ー PM:9:45

男「結構長いなぁ…」

男「このまま追跡を続けたい気持ちもあるけど、膝が」

男「ハァ、ハァ……」

ガタッ バンッ!!

男「」

男「は…上から、何か落ちてきた…」

男「も、もうやらぁ…帰りたいぃ…」

77 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 15:14:59 ID:6rdAlSJo
ー4Fー

男「ゼェ……ハァァァ、階段はもう終わりか」クテン

男「このまま、家族控え室まで足跡は続いている」

男「ちょっとくじけそうだが…」

男「…」ソロソロ

男「……足跡は、家族控え室のドアの中に入っていってる」

男「どうしよう?>>78」

78 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/06(日) 15:19:21 ID:2u2UCYng
ドアを軽くあけてカメラで撮影

80 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 15:24:14 ID:6rdAlSJo
男「ドアを開けて、カメラで撮影ね…やろうじゃないの」

男「……」ごくり

男「ゆ、ゆっくりだぞ…」

キィィ

男「」

???「………」

???「…」ニタァァ・・・

男「うわ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」バタンッ

男「嫌だァァァァァァァッ」ダダダダ

81 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 15:27:34 ID:6rdAlSJo
???「フフフフフフフフフウッフフウフフッフ」

???「ミーーーーーツケタァァ ニガサナイカラネァァァ」

男「だ、誰かぁぁぁ゛ぁ」

男は闇雲に走り出しました。

謎の気配は、後ろから滑るように付いてきます。

男が気配に追いつかれないよう、上手く逃がしてください。

頼みましたよ、>>82

82 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/06(日) 15:35:21 ID:E6PxMFf2
バナナの皮置いといたよ

84 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/06(日) 15:41:25 ID:6rdAlSJo
男「>>82ありがとうねぇぇぇ゛」

男「でも全然効いてる気配しないんだけどぉぉぉぉ゛???」

男「まじで助けてッ>>85!!」

85 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/06(日) 15:42:11 ID:LwJ/Q1TU
写真は伏線になるのだろうか

90 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/07(月) 21:00:03 ID:YN8EvyOc
男「ハァ、ハァッ」

男「まだ追いかけてる…」

男「パニックになりそうだッ!誰か、ガチで助けてくれぇぇぇ゛」

男は、階段の前で立ち止まりました。

男「このまま降りて巻くか?」

さて、どうしましょう。

あなたが選んでください。>>92

92 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/07(月) 21:06:35 ID:wEzoyGOo
裏をかいて上昇

93 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/07(月) 21:15:01 ID:YN8EvyOc
男「ぉぉぉぉぉぉぉ゛」

男(死にたくない死にたくないよ)

男「ぁぁぁぁぁッ」

男は、階段を一気に駆け上り、F5まで行った。

???「………ドゴダァァァ……」

???「!!」

謎の気配のすぐ横で、10時を告げる時計の音が鳴りました。

???「……ゥゥゥゥゥウウ…」

ズル ズル ズル ズル

謎の気配は、ゆっくりと這い、しだいに消えていきました。

94 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/07(月) 21:19:05 ID:YN8EvyOc
男「け…気配が消えた、のか?」

男「なんでだ…?」

男「……確認しに行こう」

ーF4ー

男「…」チラ

男「何もいないし、気配もないな…」

男「も、もうF4には居たくないんだが…」

男「ん……?ゆ、床になにか落ちてる」

男「……紙みたいだ。拾う?>>95」

95 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/07(月) 21:20:07 ID:w1t8YWU.
拾う

98 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/07(月) 21:28:25 ID:YN8EvyOc
男「……」ビクビク

男「て、手紙?女の子向けのメモ帳が、丁寧に折られてる」

男「あて先は… BIRD先生へ…? REDより…?」

男「な、中を見てみよう」

ーBIRD先生へ

お早うございます。 今日も秘密のルートからお手紙を差し上げますね。

先生、今日はがんばって回診してましたね! でも、疲れてませんか?

私が自由に動けるのなら、マッサージしてあげるのにな。私、得意なんです。

ところで、私の病気の経過はどうですか? 教えて欲しいです。

-REDより

99 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/07(月) 21:29:20 ID:YN8EvyOc
男「な、なんだ?普通の手紙…。綺麗な字で書いてある」

100 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/07(月) 21:34:31 ID:YN8EvyOc
男「回診、先生というワードから見て、あて先は医者か」

男「差出人は…?字から見ると女の子だけど…」

ピルルルルルッ ピルルルルルッ

男「!!?」

ピルルルルッ ピルルルルッ

男「え、え、え…?」

ピルルルル… ピルルルルル…

男「ナ、ナースコールが…」

ピルル ピッ ジ、ジジジ

ーーーーーーァァ、ァ

102 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/07(月) 21:39:16 ID:YN8EvyOc
ーーーセ、センセ…

ーーーワタシ、デス。 レッド、デス…

男「……ぇ……?」

ーーーアイニキテ、クレタンダァ ウレシ

ーーーマッテルヨ イツマデモ 55シツ デ

ーーーセンセ、ダァイスキ ワタシ センセイノコトガ ダ

ブツッ

103 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/07(月) 21:43:04 ID:YN8EvyOc
男「………」ガタガタ

男「あ」

F4に、男の悲鳴が細く細く

響き渡りました。

ー第二部へ、移ります。よろしいですね?

109 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 18:44:08 ID:WLNd0nEA
先生。 いつも見てるよ。

あなたが大好きだから。

ずっとずっと 大好きだから。

だからね

いつまでも 一緒にいて

ずっと

ここにいて

ね?

ーーー第二部へ移ります。

110 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 18:53:17 ID:WLNd0nEA
ーF1- 玄関ホール PM:10:13

男「くそッ、クソッ!!」ガチャガチャ

男「あ、開かないッ…」

男「どういうことだよッ!?来たときには全部開いてたのにっ…」

ガチャン ガチャッ

男「くっそっ…」ガンッ

男「う、うぅぅ……」

ーー男は絶望し切っています。

そんなとき、胸ポケットが揺れました。携帯電話に着信が来たようです。

男「こ、この人はまさかッ…?>>112」

112 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/08(火) 19:19:20 ID:G.G2AjOM
彼氏

115 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 19:29:56 ID:WLNd0nEA
男「お、俺の彼氏ッッ??!」

男「はいモシモシッ!」

彼「やぁ。男、ずいぶん切羽詰った声だね」

男「う…だ、だってぇ。マイ・スィート破ニー…」

彼「破破破。頼むからその気持ち悪い呼び名はやめてくれるかな。俺の名前はTだったろ?」

男「いや、俺は本当にお前を WANT YOU…」

T「潰すぞ」

男「すぃません」

118 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 19:38:13 ID:WLNd0nEA
男「って、ていうか何で電話くれた訳?いつもはいちゃこらメールすらk」

T「黙れ」

男「あい只今」

T「男、今ちょっと変な所いない?」

男「」ビク

男「ぅ…うん」

T「まさか、廃墟かどっか?」

男「……」

T「返事をしないってことは、合ってるんだね?」

119 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 19:45:40 ID:WLNd0nEA
男「お、俺…。ちょっとマズイことに…」

T「………ほう…?」

男「お、おれ…」

T「馬ッッッ鹿野郎ッッ!!」

男「ヒッ…」ビクリ

T「お前、自分が何やったか分かってんのかッ!!?」

男「ッ…」

T「怒らせたんだよ! 眠っていたモノを!」

T「彼らは、自分達の眠りを荒らされない限り、怒ったりしない!」

120 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 19:51:09 ID:WLNd0nEA
T「放っておけばよかったんだ…。なのにお前はそれを…」

男「…ぅぅ…」

T「馬鹿、ヤロー…」

男「ご、ごめんなさ」

T「……」

男「俺、暇だからって…こんな、事して」

男「自分でも、すっげー馬鹿だって…思ってるんだ…」

男「T……」

T「…何だ?」

男「………怖い…!」

121 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 19:56:31 ID:WLNd0nEA
男「すっげぇ…怖い…」

男「怖いんだ……」ポロポロ

男「っ…ひぐっ…ぅぅ…」ボロボロ

T「……」

男「ひぐ…っ、うぅ…」

T「…今何処?」

男「…ぇ?」

T「だから、今何処にいるんだ?」

男「ま、○○廃病院…」

T「行く」

124 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 20:16:34 ID:WLNd0nEA
男「で、でも」

T「でもも何もねぇよ。俺の男が困ってる。行かない理由が見当たらない」

男「…T…」

T「電話は切るな。分かったな?」

男「うん…!」

T「よし、良い子だ。すぐ助けに行くからな?」

男「ありがとう…T。俺、なんていったらいいか…」

T「へへ、若いうちに火傷はしておくもんだぜ」

男「へへ…」

T「でももう絶対するな。心配させるのは子供のやる事だぜ?」

男「う、は、はいぃ」

125 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 20:35:47 ID:WLNd0nEA
ー寺生まれのTさんが 加わりました。

T「今タクシー拾ったからな。とりあえず、何が起こったのか話してくれ」

男「ああ、分かった…」

……

T「ふん…それで、今出られない所か」

男「そうなんだ。情けない…」

T「まぁ、取りあえず気を強く持て。弱い所に霊は漬け込むんだからな」

126 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 20:52:09 ID:WLNd0nEA
男「流石Tさん!そこに痺れるあこが(ry」

T「しかしなぁ…」

男「何?」

T「お前に対する束縛の念が半端じゃないんだ」

T「お前、その手紙の女の子に心当たりはないよな?」

男「ないない。俺は女だったら丸顔ポニテ…、いや、お前が一番好っきゃねん」

T「…」

男「沈黙しないでぇぇ怖いぃぃ」

T「ん。ともかく、その女の子は霊で間違いない」

T「きっと…そのバード先生ってやつとだな」

男「アバンチュール?」

T「まぁそういう事だろうな。」

127 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 21:01:23 ID:WLNd0nEA
男「アバンチュールっていえば、俺とお前のか・ん・け・い☆」

T「いちいち癇に障ることを…」

男「てぃひww」

T「とにかくだな、霊はお前に執着してる。その執着を解かないことには、何も始まらん」

男「あ、ああ」

T「いいか。刺激したくない、と隠れるのはだめだ。霊の執着の原因をたどる事が重要」

男「それってつまり…」

T「あぁ。お前、幽霊の過去をたどれ」

男「やっぱねー…」

128 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 21:06:27 ID:WLNd0nEA
T「ここまで来たんだぞー。生きたけりゃ、腹をくくれ」

男「怖いお…」

T「うっせー!いいからやれ!」

男「うううう。Tを待ってたいー。動きたくないよ」

T「やれやれ…とんだお子様だな」

男「…うう」ガタガタ

T(まぁ、あんな体験したんだから仕方ないかな…)

男「Tーー…」

T「どうやって彼を安心させよう?>>130」

130 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/08(火) 21:12:20 ID:G.G2AjOM
熱いキス

131 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 21:28:13 ID:WLNd0nEA
T「一応ここはホモスレではないんだが…」

男「ぐすぐす…」

T「あぁもうじれったいっ」

T「お、男っ」

男「な、なに…?」

T「………ボソボソ」

男「」

T「ち…ちゅっ」

男「」

T「逆に再起不能にさせたんじゃねえの?ってか、キスっつっても電話越しだぞ?」

132 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 21:32:57 ID:WLNd0nEA
男「///」

T「だ、誰か濃厚な◯◯スレになる前に、オエーのAAを貼ってくれ」

男「Tー。お前ってやっぱツンデレなんだな♪」

T「だ、黙れッ。これはただの安価で…」

男「うふうふうふ…」

T「き、気味の悪い含み笑いをするな。と、とにかく行くんだ!」

男「ああ!Tのデレがあるんなら何処へでも行けるわww」

T「……ハァ…」

男「手始めに何処行けば良いんだ?」

133 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 21:51:32 ID:WLNd0nEA
T「とりあえず、俺は診察室が怪しいと思う。行けるか?」

男「おk!」

ー診察室ー

男「戻ってきちゃったなぁ」

男「どこを調べれば良い?T」

T「そうだなぁ。もう一回本棚みたいな所を、調べてみろよ」

男「あぁ、棚ね。おkおk」ガラガラ

男「本を…まんべんなく調べていこうかな…ん、おや?」

T「どうした?」

男「お、奥になんかある…。取れるかな」

134 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 21:54:54 ID:WLNd0nEA
男「ん…せいやっ」ガシッ

男「ぅおっしゃぁぁぁっ」

バサッ

男「か、紙束…?」

T「かみたばぁ?」

男「お、おう。なんか横線の入った便箋の束だ」

T「ふーむ…」

男「これで、手紙交換を…?」

T「そう考えるのが妥当だな」

135 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/08(火) 21:59:39 ID:WLNd0nEA
T「そういえば、万年筆拾ったらしいな」

男「ああ。ん、まさか」

T「男のほうが、万年筆と紙を使って返事を書いてたんだろうな」

男「あー…なるほど」

T「ふむ。院内でコッソリ手紙交換なんて、ピュアでいいじゃねーか」

男「お?何その乙女チックな意見」

T「つ・ぶ・す・ぞ」

男「しゃーせん…」

142 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/09(水) 07:12:42 ID:0lXIpl4c
T「もっと何かないのか?」

男「いやぁ…これ以上は」

T「ふむ…実の所俺もどこを探って良いかよう分からん」

男「えぇぇぇ?Tー嘘だろうー?」

T「うるせーなぁ…」

T「困ったときに安価が役に立つ!頼んだぞ>>144」

144 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/09(水) 09:35:06 ID:2.GG2S1k
コツコツ と足音がしてきましたよぉ

148 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/11(金) 22:54:22 ID:8/f5Tx4Q
T「んー…どうしよっかなぁ」

男「おいおーい…動けないよ」

T「ンナ事言われたってなぁ」

T「…あれ?」

男「何?」

T「……」

男「な、なに」

T「…男、俺の言う事を何も言わずに聞け」

男「え、ちょ」

149 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/11(金) 22:58:02 ID:8/f5Tx4Q
男「え、ど、どうしたんだよ…?お、脅かすなって」

T「喋るな」

男「」

T「ゆっくりだ、ゆっくり壁に移動しろ」

男「」ズリズリ

T「音を立てるなッ!」

男「(なっ、なんで…)」ソー…

T「できるだけ静かに、ドアへ移動するんだ」

男「…」

150 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/11(金) 23:00:54 ID:wcLtLQyU
何が…起きた?

151 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/11(金) 23:02:18 ID:8/f5Tx4Q
男「(なんだっていうんだよ…?)」

男「あ」ゴッ

T「!!男、音を…」

男「にぎゃぁぁぁぁっ!!」ビッタァァン

男「ほ、本につまずいた…」

男「てへぺろ☆T?ごめんねー…。…あれ?」

T「」

男「T?どうした?何か言ってくれよ」

T「……ザザ…」

男「え…?」

152 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/11(金) 23:05:26 ID:8/f5Tx4Q
T「……お、と…にげ」

男「え?え?どうしたんだよっ、T?」

T「にげ」

T「」

男「T!T!?おいっ!?」

T「…ザ、ザザ…」

男「なっ…」

T「………フフッ」

男「…え?」

155 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/11(金) 23:12:28 ID:8/f5Tx4Q
男「お前…Tじゃ…」

???「……フフッ、……ネェ、ドコイクノ?センセイ?」

男「」ゾッ

???「……ザザ…、ネェ、ハヤクキテ…」

???「サミシイヨ サミシイヨ サミシイヨ ネェネェネェ」

???「寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しい寂しいさ」

男「うわぁぁぁ゛っ!?」ブンッ

男「どうなってんだよぉっ、一体よぉ!?」

携帯「ウフフッ アハハハハハハハ…」

男「ふざけんな!ふざけんなよっ!」

156 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/11(金) 23:19:03 ID:8/f5Tx4Q
携帯「せんせいせんせいせんせいせんせい…」

男「や、めろ…」

携帯「だいすきせんせいせんせいせんせいだいすきはやくきてきてきて…」

男「や…」

男「めろ…お願い、だから」

男「……」

携帯「うふふふ…あはははははは」

男「…」グラリ

男「」

バタッ

159 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 10:06:59 ID:hjPoC0Xg
………
……

少女「ねぇねぇ、看護婦さん」

看護婦「なぁに?」

少女「巡回の時間まで、あと何分?」

看護婦「まぁ、あなたったら、その話ばっかり…」

少女「だってぇ…きになるんだもん。あの先生…」

看護婦「まぁまぁ、随分先生に熱をあげてるみたいね?」

少女「えへへ…」

看護婦「あなたにも春が来たのねー。ずっと薬くさいお子様だと思ってたけど」

少女「む。しっつれーな」

160 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 10:13:26 ID:hjPoC0Xg
看護婦「でも、なんであの先生の事が好きなの?」

少女「んー…、好きだから」

看護婦「理由になってないわ。何処が好きなのよ。顔?」

少女「顔かぁ…。顔も好きかも。でも、もっと広く見て…」

少女「全部好き、なのかなぁ」

看護婦「あぁぁ、青春青春ねー。おばちゃんの私には眩しくてみてらんない」

少女「やれ顔だ、年収だとか言ってるのがいけないんだよ」

看護婦「ぐ…」

少女「もっと深く内から愛していかないと、意味ないよ。恋なんてさ」

看護婦「こ、この小娘が生意気な」

161 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 10:19:18 ID:hjPoC0Xg
少女「あ!」

看護婦「なっ、何よ?」

少女「もうすぐ、回診の時間じゃない?」

看護婦「あ…本当だ、よく分かるわね」

少女「あわわ」

看護婦「何してるの?」

少女「じゅ、準備だよ。身だしなみ整えないと」

看護婦「…ふふ。手伝ってあげるわよぉ」ギュッ

少女「え?…ひゃっ?」

看護婦「じゃーん。たまには髪を結べば?似合ってるわよ?」

162 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 10:24:26 ID:hjPoC0Xg
少女「か、勝手に…」

看護婦「なによぉ。ほら、鏡見てごらん。可愛いよ?」

少女「……」チラ

少女「…せ、せんせは、ポニーテールとか好きかなぁ」

看護婦「大好物よ。男は皆ね」

少女「ーーーっ」

少女「えへへへ…」

看護婦「うわぁ、にやけてる」

少女「にょほほほ…」ゴロゴロ

看護婦「恋する乙女は手に負えませんなー」ニヤニヤ

163 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 10:30:00 ID:hjPoC0Xg
少女「ふっふふーん」

看護婦「上機嫌ねぇ。あ、そうだ。これ」ピラ

少女「え?な、なにこれ」

看護婦「りぼーんよ。リボン。はい、結んであげる」キュ

少女「あっ、ありがとぉ…」

看護婦「赤は先生の好きな色なのよ?…うん、あなたの綺麗な黒髪に映えてて、似合ってるわ」

少女「!!そ、そぉなんだ」

看護婦「さぁ、そろそろ来るわよ。準備はいいの?乙女さん」

少女「あ、あったりまえだよ」

164 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 10:34:23 ID:hjPoC0Xg
少女「うーどういう体勢で迎えた方がいい?」

看護婦「…ぶっ」

少女「ちょっとぉ、何笑ってるの…」

看護婦「た、体勢って…」クスクス

少女「!もぉぉぉ…」

看護婦「ごめんごめん、ほら、来るよ」

少女「!!あ、わわわ」

ショウジョサーン ジュンカイニ キマシタヨー

少女「……はいっ」ニコ

165 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 10:37:47 ID:hjPoC0Xg
………
……

男「…ぅ」

男「……あ」

男「ーーわぁぁぁぁ゛!!」ガバッ

男「ハアッ、ハアッ…」

男「……」

男「な、なん…」

男「なにがおこったんだよ」

男「…」

166 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 17:07:43 ID:hjPoC0Xg
男「た、確かTが変になって…、女の声が」

男「っ…」ゾッ

男「T、Tは無事なんだろうか」

男「けいたい、けいたい…」ゴソゴソ

男「…あれ?ない…?た、確かここらへんに落ちて」

男「…ぁ?」

男「……」キョロキョロ

男「……う、嘘だろ…。ここ、」

男「何処、だよ…?」

167 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 21:02:25 ID:hjPoC0Xg
男「なんで」

男「何でこんな事になるんだよ」

男「俺に恨みでもあんのかよっ!?どうしてこんな事できるんだよッ!?」

男「畜生ォォォォ!何か言えッ!言えよ!」

男「ちくしょ…」ボロボロ

男「………もう、やめてくれ…」ボロボロ

男「T、助けてくれよ…。お願いだ…」

男「いやだ、いやだいやだいやだもういやだ…」

169 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 21:32:16 ID:hjPoC0Xg
ーーー

T「おいっ、男?男ッ?」

T「逃げろ!早く遠くへッ…」

T「……」

T「クソッ」ピッ

T「すいません、もっと早くお願いします!」

運転手「は、いやでもこれ以上早くしたら」

T「それ相応の金は払うから!頼む!」

運転手「は、はい…。まぁそういうことなら」

T「……男…」

171 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 21:46:43 ID:hjPoC0Xg
T(男はああみえても、精神面が弱い…。あんな恐怖味わったら)

T(畜生、何でこんな事…)ギシ

T「どうする事もできないのかよ…?」

T(あ?そういえば…)

T「……」ピッ ポチポチ

T「○○病院、霊…」

T「あった。流石グーグル先生」

T(ん?ブログ?…元看護婦のブログか…。気になるな)ピッ

T(『まさかあの病院に幽霊の噂が立つなんて思ってもみなかった…』)

173 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 22:02:07 ID:hjPoC0Xg
T(『患者さんはいっぱいいたし、誰がどんな怨念をもってさ迷ってるのか分からない』)

T(『けど、私の友達は霊に、何か心当たりがあるみたいで』)

T(『昔、ある女の子がバード先生に恋をしていたらしくて手紙交換をしてたらしい』)

T「…バード?」

T「……REDって子が書いた手紙の、あて先…?」

T「バードってのは、病院内でのあだ名だった訳か?」

T「そのREDって子は、バードが好きだった…。」

T「しかし、REDって子は」

T「……」

174 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 22:06:57 ID:hjPoC0Xg
T「さ迷ってるのか」

T「自分が死んだ事が分からず、延々と…」

T「そして男は…」

T「それに巻き込まれたってか…」

T「…。勘違いもいいとこだぜ、嬢ちゃん」

T「…早くしないと、ヤバイな」チラ

運転手「」

T「非常にまずい」

運転手「飛ばします」

175 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 22:23:05 ID:hjPoC0Xg
男「……」

男(俺は生きてここから出られないのかな)

男(二度と、親の顔も、友達の顔も…Tの顔も見れないのかな)

男「…ハハ」

男「おっかしいなぁ…」

男「馬鹿馬鹿しい…」ポロ

男「…」ボロボロ

男「Tに会いたいな…。あいつなら、こんな事になってもきっと冷静で」

男「…T」

176 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/12(土) 22:29:15 ID:hjPoC0Xg
男「…あれ、」

男「Tって言ったら、気分よくなったかも」

男「TTTTTTーー」

男「っぷ」ツヤツヤ

男「やっべwなにこれw」

男「やっぱ流石だわT」

男「っはは、希望…でてきたかも」

男「俺は行くからなぁ、クソ病院!」

ーー男の精神が回復しました。

さて、なにをしましょう?>>178

178 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/12(土) 23:13:33 ID:h8yhLFkw
魂を揺さぶり、体の芯が燃えるような熱い歌を歌いながら手がかりを探す

181 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/13(日) 12:22:40 ID:aym76LV2
男「魂を揺さぶり、体の芯が燃えるような熱い歌???」

男「……」

男「…やらないかっ♪やらないか♪やらないか♪」

男「みwなwぎwってwきwたw」

男「ゆらりっゆらり 揺れているぅ 漢心ピーーンチィ☆」

男「かなりーかなりー ヤヴァィのさぁ 助けてダァリンー♪」

男「……楽しいけど、ある種のむなしさがあるね…orz」

男「と、とにかくこのテンションで手がかりを差探すぜ」

楽曲:や ら な い か (バラライカ替え歌)

182 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/13(日) 13:05:40 ID:aym76LV2
男「さーって、まず状況確認といこうかな」

男「ここは、俺の知らない部屋だな。汚れた壁に囲まれて不気味だ」

男「あるものは、ベッド、机、ちっちゃい棚みたいなもの」

男「んで…あああぁ!?」

男「窓だ!ウィンドゥー!」

男「ここから出られ」

男「…」

男「高ェ」

男「orz」

183 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/13(日) 13:16:29 ID:aym76LV2
男「まぁそうだよなぁ、簡単には逃がしてくれないよねぇぇ」

男「周りに木とかあれば、脱出できたのにな…」

男「ああぁ、クヨクヨすんな女々しい!」

男「とりあえず、後脱出できそうな所は…ドアか」

男「…」

男「例のフラグ立ってるけど…開けてみないと分からないぞ!」ガシッ

……

男「だよねぇ…。やっぱ、開かないかぁ」

男「んじゃ、何処を調べようか?>>185」

185 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/13(日) 13:28:51 ID:teX/cHJs

186 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/13(日) 13:43:00 ID:aym76LV2
男「ほうほう、棚か」

男「もうここまで来れば慣れたもんだね」

男「よいしょっと…」ガラッ

男「…上段にはなにもなし、と」

男「二段目にはー…?」

男「なにもな…あれ?」

男「何か奥にあるぞ…よいしょ」ゴソゴソ

男「お、なんだこれ??」ピラ

男「赤い……布?にしては、艶があるし、細長いなぁ。なんだろ?」

ーー赤い布?を手に入れました

187 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/13(日) 13:48:45 ID:aym76LV2
男「しかし、何かなぁこれ。擦り切れてるけど、ただのゴミには見えないし…。」

男「まぁいいか。とりあえず持っとこう」

男「さぁ、次は何をしようかな?>>189」

189 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/13(日) 14:31:55 ID:tuHVSKn.
壁を調べる

190 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/13(日) 15:25:40 ID:aym76LV2
男「壁を調べるとな?」

男「えぇー壁っていっても特になにも…」

男「ん?」

男「ここ、他の壁に比べて色が綺麗だな…。なんで?」

男「うぅん、こういうのは、ほら…」

男「そう!絵とか写真とかが掛かってたら、こういう色の差ができる!」

男「っていうことは、ここに何か掛かってたって事かぁ」

男「………なんだろ」

男「次!>>192」

192 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/13(日) 15:44:40 ID:4jDan7/6

201 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/29(火) 17:49:33 ID:ilbG6mz.
男「床かぁ…」

男「脱出ゲームとかでもよく、床に仕掛けあったりするよねぇ」

男「埃くさいが…せいっ」ガバッ

男「息を吸うな…」

男「………」ペタペタ

男「む……」ペチペチ

男「ぐぐ……」

男「っがぁぁぁぁぁぁ」ガバッ

男「すーはーすーはーすーはー」

男「きっつ…」ゼェゼェ

202 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/29(火) 17:52:10 ID:ilbG6mz.
男「ベッドの裏とかは、どうだー?」

男「せいっ」ガバッ

男「……」キョロキョロ

男「!!あ、あそこになんかある」

男「しかし、ものすげー埃…。正直あのー」

男「て、手を伸ばしても届かないしな」

男「…潜るか?>>204」

204 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/05/29(火) 18:43:49 ID:PeHwkFoo
豪快に取る!

205 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/29(火) 18:46:49 ID:ilbG6mz.
男「華麗に…」

男「そして優雅に…」

男「自分を解放して…」

男「…ッしゃあああああああぁぁっぁぃっ」

ズザザザザザッ

男「YESっ、愛きゃんッ」

男「…ほこりっぽぉぉぉい」ゲフンゲフン

男「ま、まぁとりま入れた…」

男「んっ…もうちょっとで届く…」

206 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/29(火) 18:49:42 ID:ilbG6mz.
男「ん…」

男「よっしゃ、取れた」

チクッ

男「…え?」

男「……血?」

男「ぎゃあぁぁてっ、手のひらから流血してもーたッ」

男「痛いッ 痛いよおがあちゃん」ダラダラ

男「って…何で、掴んだだけで血が…」

207 :あなたの後ろに名無しさん:2012/05/29(火) 18:52:45 ID:ilbG6mz.
男「こりゃあ、何だ…?」

キラ

男「が、びょう…?」

男「え…何か地味にショック」

男「あんなにアクロバティックに取ったのが、画鋲…」

男「……」

男「出よ」

ずりずり

男「(`;ω;´)」

209 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 10:26:22 ID:T0cAcupg
男「ん??」グンッ

男「あれれ?」グイグイ

男「あれれれれ??」ギチギチ

男「……」

男「はまた」

男「はまた…」

男「くっ!俺のしなやかな筋肉がベットに引っかかって…」

男「でれねぇぇぇぇ(`;ω:´)」

210 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 10:29:52 ID:T0cAcupg
男「へ、へるぷ…」

男「畜生、すげぇ摩擦だ」

男「くそ、くっそっ」ギッチギッチ

カツン

男「…」

カツン

男「来た…」

カツン カツン

男「……」ゴクリ

211 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 10:33:21 ID:T0cAcupg
カツン カツン カツ

ガチャ

男「………」

セーンセ

キタヨ。ワタシダヨ。ヨクネムレタ?

男「……ッ」

???「センセイ、ドコー?」

男「…(探してる探してる俺の事)」

212 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 10:38:02 ID:T0cAcupg
男「(音を立てちゃだめだ絶対に動いちゃだめだ)」

???「アレ、ドコイッタノカナ」

???「セーーーーンセイ?」

男「……」

???「アア、カクレンボシテルノ?」

男「…ッ」

???「ウフフ、サガシテアゲルネ。マッテテネ」

カツン

213 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 10:42:39 ID:T0cAcupg
???「ウフフ、ドコカナァ」

???「ココカナ?」

ガラッ

男「(まずい、近場から探し始めた…)」

???「イナイナー。ジャ、ココダ」

男「(来るな来るなお願いだ…)」

???「フフ、イナイナ。ジャ、オフトンノナカ?」

男「(近…)」

男「(だっ、誰か助けてくれっ…>>215)」

215 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/02(土) 11:41:26 ID:.ZBy4Q36
いや、ここは発想の転換だ。
…逆に、捕まえてやる

216 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 11:48:57 ID:T0cAcupg
男(ハッ、そうか!)

男(常に受身だと、どんどん追い込まれる!そうか…今度は俺のターンにしちまえば…)

男「ええい、行けッ…」

男「俺は…ッここだあぁぁぁぁ!」

ガバッ

???「…」ユラァ

???「ミィツケタ」

217 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 11:54:44 ID:T0cAcupg
……

運転手「あ、あのぅお客さん…着きましたけど」

T「…ッ!」ダッ

運転手「ちょ、お代は…」

T「後で払う!戻ってくるまで、そこで待っててくれ!」

運転手「え、え、え」

T「男ーーーー!」

運転手「…い、行った…」

運転手「うぅ、それにしても、気味の悪い所だなぁ」

218 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 11:57:33 ID:T0cAcupg
T「……ハァッ、ハアッ…」

T「クソ、開かない!」

T「男ぉぉ!返事しろッ!」

ドンドンドン!

T「くそ…」

T「こうなったら…」

T「…」

T「破ァ!!!」

ガシャンッ!

219 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 11:59:13 ID:T0cAcupg
T「男、男ぉぉ!」

T「どこにいるんだ!?」

ーーー第三部に移ります。よろしいですね?

220 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 12:02:12 ID:T0cAcupg
ずっと 探していた

大好きだった

だから私は

あなたとあなたとの思い出と一緒に

ずっとここにいる

ずっとここにいる

ずっとここにいる

………あれ、でも、誰かな?

オキャクサマガキタミタイ…

221 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 12:25:41 ID:T0cAcupg
ー1F・待合室ー

T「ハァ、ハァ…」

T「くっそ、ここには居ないのか…」

T「さっきからずっと嫌な予感がするんだ…」

T「早くカタをつけないと、男が…」

T「情けないが、手を貸してくれ!俺は、どうすべきだ?>>222」

222 :以下、名無しが深夜にお送りします:2012/06/02(土) 12:27:49 ID:8uRlZ65E
気配を読む

223 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 12:32:36 ID:T0cAcupg
T「気配、気配か…」

T「はは、俺ときたら、そんな基本的な事さえ考えつかんとはな!」

T「…深呼吸だ」

T「……」

T「…」

T「屋上、か…」

T「今行くからなッ!」

224 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 12:37:36 ID:T0cAcupg
ねえ先生、覚えてる?

私が、おやつも何も食べれなくて

美味しくない院内食ばっかりで、がっかりしてたとき

先生は、アイスを買ってきてくれたよね

昼寝から覚めたら、机の上に小さなカップが乗ってた

私の大好きなバニラ味だった

先生は何も言わなかったけど、先生からのプレゼントだって、私ちゃんとわかってたんだ

偉いでしょ?

225 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 12:40:07 ID:T0cAcupg
T「ハァ、ハァッ…」

T「くそっ、まだ3階かよッ!」

T「男、耐えろ……!」

T「ハァ、ハァ…」

T「くそ…」ダッ

226 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 12:42:43 ID:T0cAcupg
ねえ先生、覚えてる?

私、あの日勇気を出して

髪にリボンをつけたんだ

真っ赤で、派手で、正直すっごく恥ずかしかった

けど、先生は笑って褒めてくれた

君は、赤い色が似合うね 流石、女の子

って

忘れないんだ、嬉しかったから

227 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 12:44:58 ID:T0cAcupg
T「なんだ、これ…」

T「家具で道が塞がれてる…」

T「…」

T「やっぱり、俺に気づいてたのか」

T「…」

T「上等」

228 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 12:49:51 ID:T0cAcupg
ねえ先生、覚えてる?

先生に初めてお手紙を出したときのこと

恥ずかしくて へにゃへにゃの字しかかけなかった

怖くって、看護婦さんに渡してもらった

お返事なんかきっと来ない

そう思ってたのに

看護婦さんが、先生のお返事を持ってきてくれた

私、思わず泣いちゃったんだ  嬉しすぎて

229 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 12:55:08 ID:T0cAcupg
T「破ぁぁぁッ!」

ガシャン

T「男ォォォォ!」

ドゴッ

T「もういっちょぉぉぉ!」

バンッ

T「……よ、よしっ…」ゼェゼェ

230 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 13:06:41 ID:T0cAcupg
ねえ先生、オボエテル?

私、手術がコワクテ

個室でズット泣いてた

そんな時センセイが、誘ってくれた

屋上にイコウって

涼しい風と太陽で、私イツノマニカ泣き止んでタ

色んなハナシをしたね ここで

231 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/02(土) 13:39:00 ID:T0cAcupg
???「きれいだね…星が」

???「でも、あの日見たのは夕日だったっけ」

???「夕日より、こっちの方がロマンチックだね」

???「ね?」

男「」

???「……」

???「フフッ」

232 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 12:58:31 ID:.ywVGKfU
T「ハァ、ハァ…」

T「近い…」

T「あともう一踏ん張りだなっ」

T「何でも思い通りに行くと思うな、スイーツがァァ!」

233 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:01:40 ID:.ywVGKfU
???「先生、いきなり私の前から消えちゃった」

???「私、すっごく悲しかったんだよ」

???「でも、私、怒ってないよ」

???「だって、先生だって苦しかったんだもんね?大人だもん」

???「私を傷つけたくなかったんだよね?」

???「ね、そうだよねぇ?」

男「」

???「ねぇ、やっと二人きりなのに…。返事をしてよ」

234 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:03:33 ID:.ywVGKfU
???「黙ってちゃ嫌だよ」

???「先生」

男「」

???「せんせい」

男「」

???「………私のこと、嫌いになっちゃったの?」

男「」

???「…ねぇ…」

235 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:06:46 ID:.ywVGKfU
ー屋上ドア前ー

T「ゼェ、ゼェッ…」

T「の、登りきった…」

T「あとは、コイツだな」

ガンッ!

T「開け!!」

ドンッ!!

T「…んにゃろぉ…」

236 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:09:32 ID:.ywVGKfU
T「くっそ…」ゼェゼェ

T「おらぁ!!」

ガン!ガン!

T「ダメか…?」

T「畜生、あと、もうちょっとなのによ…」

T「開けろよッッ!!」

ガンッ ガンッ ドンッ

T「……」ゼェッ ゼェッ

237 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:15:05 ID:.ywVGKfU
ドンッ!!

???「…」ビクッ

???「何、もう来たの…」

???「先生、変な人が来てる。私、怖いよ」

男「」

???「……」

ガンッ!!

???「嫌…」

238 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:17:46 ID:.ywVGKfU
???「来ないで!!」

ガンッ ガンッ

???「私から先生を取らないで!」

ドゴッ

???「嫌ぁ…お願いだからぁ…」

男「」

???「せ、先生を…守らなきゃ」

ドンッ!

???「も、もうドアがもたない…」

239 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:21:16 ID:.ywVGKfU
T「くっそ…」

ガン!

ギシッ

T「え…ドアが、緩んできてる?」

コナイデ! コナイデ!

T「…よっしゃぁ…」

T「開けッ……!」

ガンッ

……ガチャリ

240 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:23:42 ID:.ywVGKfU

???「センセイハ、アタシガマモルンダ」

T「迎えにきたぜ、男!!」

241 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:27:57 ID:.ywVGKfU
???「……」

T「よお」

???「…クルナ」

T「そりゃ、無理な相談だ」

???「サガレッ!」

T「断る」ザッ

T「そっちこそ、男を放せよ」

???「男…?コレハ、センセイダヨ。男ナンテ名前ジャナイ」

T「………お前、まだそんなこと言ってやがるのか」

242 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:31:29 ID:.ywVGKfU
???「アハハハハ、何言ッテルノカ分カラナイヤ」

T「アホ、そいつはお前の恋人じゃねーっつってんだよ」

???「ウフフフ、意味ワカンナイ。コレハ、ワタシノ大好キナ」

男「ぅ…」

T「!」

???「!」

243 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:35:02 ID:.ywVGKfU
男「ぁ…」

???「ッ、センセイ!目ガ覚メタンダネ!」

T「男!」

???「動クナッッ!」

T「ぐっ…」

T「なるほど、もうほとんど悪霊か…」

???「センセイ、立テル?」

男「…」パチッ

244 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:38:48 ID:.ywVGKfU
???「センセイ、無理シナイデ…」

男「……」

???「センセイ?」

男「……T!」

???「エ?」

245 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:45:50 ID:.ywVGKfU
男「うぎゃああぁぁめっさ怖かったぁぁぁ」

男「Tーーー来てくれたんだな、流石!寺生まれ!」

T「おう」

???「…」

???「センセイ、アノヒト、シリアイ?」

男「!!?う、ぅわぁぁぁぁ」

???「!!」

246 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:49:41 ID:.ywVGKfU
???「ドウシテ コワガルノカナ」

???「ワタシダヨ、ワスレチャッタノ?」

男「く、来るなァァ!」

???「ドウシテ…」

???「ドウシテドウシテドウシテドウシテ」

ガシッ

男「う゛わ゛ぁぁぁっ」

247 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:53:05 ID:.ywVGKfU
T「破ァ!」

バシッ

???「ギャッ…」

男「おおおお、お札?」

T「おらっ、早くこっちに!」

男「お、おう!」ダッ

???「アアアアアアアアアアアアァァァァ」

男「…」ゾクッ

248 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:55:58 ID:.ywVGKfU
???「ドウシテコンナコトスルノ ドウシテドウシテドウシテドウシ」

男「T…」

T「あぁ、あの子にはちゃんと伝えなきゃいけない」

T「おい、よく聞け…」

男「待て」

男「俺がやる。元凶は…俺だから」

T「…おう」

???「センセイ、センセイィィィィィィィィィ」

249 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 13:58:44 ID:.ywVGKfU
男「なぁ、お前…」

???「イヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ」

男「…間違ってるんだ」

???「…?」

男「俺は、お前の恋人じゃないんだ」

???「ウソダッッッ!!」

男「嘘じゃねぇ!!」

250 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 14:01:20 ID:.ywVGKfU
男「俺の顔をよく見ろ」

男「お前の大好きだった先生は、こんな顔かよ?」

???「ソンナノ、アタリマ…」

アレ?

セン、セイ?

251 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 14:05:19 ID:.ywVGKfU
「経過は順調だよ、頑張ってるね」

「不安がることないさ。僕が絶対治してみせるから」

「また看護師さんと喧嘩したのかい?」

「君は、もっと生きるべきなんだ」

「大丈夫、僕を信じて」

いっぱい やさしくしてもらった

せんせい だいすきなのに

おもいだせない

252 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 14:07:39 ID:.ywVGKfU
???「ア、アア」

???「ウァァッァァァッァァァァ」

男「…」

???「アアアアアアアアアアアアアアアアアア」

男「本当のことを言うと、お前はもうとっくに死んでるんだ」

???「イヤダッ キキタクナイッ」

253 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 14:11:16 ID:.ywVGKfU
男「だめだ、目を背けるな」

男「俺は廃墟になった病院に、肝試しに来た」

男「そして、お前に誤解された」

男「俺は、ただの男。お前とは何の関係もない」

男「事実だ」

???「………そんな」

???「私はもう死んでるの?あなたは、先生じゃないの?本当に?嘘じゃない?」

男「…ああ」

254 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 14:15:05 ID:.ywVGKfU
???「そう、なの…」

T「…この病院は、もう十年以上前に廃病院になった」

T「以前、ある少女の主治医が、少女に手を出したと噂が立っていた」

T「それも理由なんだと思うぞ」

???「せ、先生はどこに」

T「…」フルフル

男「いや、そこまでは」

255 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 14:18:06 ID:.ywVGKfU
???「…」ポロ

???「そっか…」ボロボロ

???「馬鹿だ、あたし」

男「……あの、これ」

???「え?」

男「先生の…万年筆とか手紙とか。あと、これも」

???「あ…これ、リボンだ」

???「先生が好きだった赤色…」

256 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 15:26:40 ID:.ywVGKfU
???「ありがとう…」

???「…」ポロポロ

男「まあ、その、なんだ」

???「先生…」ボロボロ

T「おい、男。黙って見てようぜ」

男「ああ…」

???「うううぅぅぅ…」グスッ グスッ

T(思いっきり泣けよ。きっと、お前に否はなかったんだから…)

257 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 15:29:37 ID:.ywVGKfU
T「おい」

???「はい…」

T「お前は本来、ここにいて良いモノじゃない。もう、分かったよな?」

T「だから…」

???「…大丈夫です。もう、自分で帰れますから」

T「…」

???「先生と、もっと色々したかった。それは残念だけど…」

???「もう、分かったからいいんです。あの人が生きてて、良い人生を送ってれば」

258 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 15:32:03 ID:.ywVGKfU
???「あの…一人にしてもらえませんか?」

T「ああ。最後くらい、好きにすればいい」

男「…」

???「ありがとう。あなたたちが来てなかったら、私はずっとここに居たままだったかもしれない」

???「迷惑かけて、ごめんなさい」

男「いやいやいや、元はといえば俺が悪いし」

T「まったくだ」

男「ですよねー」

259 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 15:36:14 ID:.ywVGKfU
T「じゃ、達者でな」

男「ばいばい」

???「はい…」

ガチャ

???「…」

???「あのっ」

T「ん?」

???「もし…もし、今後先生に会えたら…」

???「あなたといれて、幸せだった女の子がいたって…伝えてください」

T・男「…分かった」

260 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 15:38:23 ID:.ywVGKfU
バタン

ー廃病院・玄関前ー

男「ふぃー解放されたー」

T「…」

男「おっと」

T「こんの、どアホ!!」バキッ

男「にぎゃあああぁぁぁ」

T「心配かけさせんな、馬鹿!」

261 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 15:41:03 ID:.ywVGKfU
T「俺がいなかったら、絶対死んでたからな!」

男「すいませんすいません」

T「もう、絶対こんなことすんな、ボケ!」

男「御意」

T「っかー…疲れたわ」

男「すんません、ほんと」

T「おごれー。俺、夕飯食ってないんだぜー」

男「ええ!焼肉でも寿司でもなんなりと!」

262 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 15:43:13 ID:.ywVGKfU
運転手「ああぁぁ、お客さん!!」

T「おー、悪かったな…。代金はコイツがたんまり弾んでくれるから」

男「え」

T「あん?」

男「御意」

運転手「さ、早く乗ってください」

男「御意…」

263 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 15:46:38 ID:.ywVGKfU
T「あーあ一件落着…」

男「もう、ぐったりっす」

T「焼肉ー寿司ー何にするべー」

男「…」

T「お、待てよ命救ったんだから、高級ディナーくらい」

男「…」

T「なに、どうしたんだ?」

男「いや… 屋上にあの子が見えたような気がして」

264 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 15:50:32 ID:.ywVGKfU
T「…そうか」

男「うん」

男「なあ、T」

T「うん?」

男「俺より先に死なないでくれよ」

T「……」ドキ

T「お、お前こそ、な」

終わり

265 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 15:51:40 ID:.ywVGKfU

ナンテネ

266 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 15:55:54 ID:.ywVGKfU
私は今 一振りの包丁を握りしめている

それは持ち手まで真っ赤だ

「ネェ、センセイ」

「ウラギッテタンダネ、ヤッパリ」

私の足元には、二つのシタイが転がっている

銀の婚約指輪を真っ赤に染めた先生と

銀の婚約指輪を真っ赤に染めた看護婦さんと

267 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 15:59:17 ID:.ywVGKfU
後ろめたっかったんだね

私、まんまと騙されてたよ?

二人ってそんな関係だったんだね

看護婦さん

裏切ったね?

優しい人だと思ってたのに お友達だったのに

結局、フリだったんだね

268 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 16:00:52 ID:.ywVGKfU
恋人のフリ

友達のフリ

両思いのフリ

思わせぶり

騙された

許せない

許さない

269 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 16:04:44 ID:.ywVGKfU
私はそっと看護婦の手を取った

その指に誇らしげに輝く指輪を、力をこめて抜き取る

「キレイ」

「スッゴクキレイ」

そっと、自分の指に通す

キレイ キレイ キレイ

センセイカラ ワタシヘノ サイゴノ オクリモノ

ウレシイナ ウレシイナ ウレシイナ

270 :あなたの後ろに名無しさん:2012/06/03(日) 16:06:48 ID:.ywVGKfU
センセイ

モウ、ハナシタリシナイヨ

ダイスキ

ココデ、フタリデ ズットイッショニ

ココニイヨウ?ココニイヨウ?ココニイヨウ?

ダイジョウブ モウ、ジャマナンカ ハイラナイ

「…ね?せーんせ」

終わり

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/14562/1336223455/l50

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